ついにフェアレディZもフルモデルチェンジ! 新型はV6ツインターボ搭載!

ニッサンの新車情報

新型フェアレディZの海外での車名は、「400Z」ではなく、単に「Z」と呼ばれることになりそうです。
なお、日本ではこれまでと変わらず「フェアレディZ」と呼ばれることになるでしょう。

その新型フェアレディZが、2021年8月17日に正式発表されます。日産がティザー映像の中で明らかにしました。

このページでは新型フェアレディZの最新情報を随時更新中です。

更新情報

発売日の項目を更新しました。(2021/06/11)

シャシー価格の項目を更新しました。

エクステリアのスパイショットを最新のものに更新し、インテリアのスパイショットを新たに追加しました。(2021/03/22)

パワートレインに関する情報を更新しました。(2021/03/12)

市販バージョンのパテントイメージを追加しました。(2021/01/15)

Zプロトのエクステリア画像Zプロトのインテリア画像を追加しました。(2020/09/16)

ティザー画像を追加し、発売日の情報を更新しました。(2020/09/08)

予想CGを最新のものに差し替え、ハイブリッドの可能性の項目を追加しました。(2020/07/19)

上掲のティザー映像を追加しました。(2020/05/29)

予想CGを追加しました。(2020/04/20)

パワートレイン発売日の情報を更新しました。(2020/04/14)

新型のデザインに関する最新情報を追加し、インテリアパワートレインの情報を更新しました。(2020/01/17)


新型フェアレディZ(7代目)の最新情報

エクステリア

ティザー画像

新型フェアレディZのヘッドライト。S30Zをモチーフにしたデザインだ。

Zのロゴも新しいデザインだ。

新型Zのリア周りを描いたスケッチ。

テールライトはZ32のオマージュとなる。

Zプロトのエクステリア

日産 Zプロト

顔つきはS30風。

上下にLEDを配することで、丸目ヘッドライト風に見せている。

丸みを帯びた長方形のスロットが並ぶグリル。

ルーフラインはいつものZ。フロントタイヤが小さく見えるのが少し気になる。

リア周りはテールライト部分がZ32風のデザイン。

CピラーにはZのバッジ。

筆記体で書かれたフェアレディZのバッジが昔日の面影を残している。

Zプロトのボディサイズ
寸法(mm)
Zプロト Z34(標準車)
全長 4,382 4,250
全幅 1,849 1,845
全高 1,311 1,315

Z34の標準車と比較すると、全長は132mmも長くなりましたが、全幅と全高はほぼ変わっていません。

予想CG

画像はクリック(タップ)で拡大できます。

ティザー映像をヒントに作成された予想CG

こちらはかなり現実味のあるデザインだ。

motor1.comの予想CGは、ノーズの位置が少し高すぎる気がする。

motoringの予想CG。初代S30Zのイメージが色濃く反映されている。

市販バージョンのパテントイメージ

新型フェアレディZ(400Z)のパテントイメージ

デザインはZプロトと全く同じだ。

Zプロトと比べると、ノーズ部分がやや長くなっているように見える。

初代S30の面影を色濃く残すリア周り。

左右2本出しのマフラーもZプロトと同じ。

スパイショット

新型Zのスパイショット。どうやら輸送中に撮られたもののようだ。

Zプロトそのままのフロントマスク。非常にかっこよく仕上がっている。

リアフェンダーのふくらみもZプロトを忠実に再現。

左右出しマフラーもZプロトから引き継がれている。

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インテリア

Zプロトのインテリア

Zプロトのインテリア

巨大なタッチスクリーンが目を引く。MT仕様も用意される。

3連メーターがかっこいい。ステアリングはシンプルな円形。液晶メーターも装備されている。

サポートのしっかりとしたスポーツシートには、コントラストステッチが施されている。見た感じだと2シーターで、リアシートは無さそう。

インテリアのスパイショット

インテリアのスパイショット。Zプロトそのままだが、ATセレクターは初出。

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シャシー

Z34のシャシーをリファインしたものが採用されます。
より多くの補強によって剛性が向上した他、アルミニウムの多用などで軽量化されているため、6MT車の乾燥重量は1,475kgに抑えられているそうです。

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パワートレイン

3.0リッター・V型6気筒ガソリンツインターボを搭載するという説が有力です。
このエンジンはVR30DDTTで、現行のスカイライン・400Rに搭載されているものが流用されると考えられています。
よって最高出力が405ps以上となるのは確実です。
日産は2018年のSEMAショーにて、Z34にVR30DDTTを搭載した「Project ClubSport 23」というチューニングカーを発表しましたが、もしかすると400Zのプロトタイプ的な意味合いがあったのかもしれません。

日産 プロジェクトクラブスポーツ23

トランスミッションは9速オートマチックと6速マニュアルが用意されるでしょう。

NISMO

NISMO仕様がAWD(全輪駆動)になるという情報もありますが、真偽は不明です。
日産社内では「ベイビーGTR」と呼ばれているのだとか。

ちなみにNISMO仕様の最高出力は、500ps程度と噂されています。

ハイブリッドの可能性

日産の専務執行役員で、グローバル商品企画本部を統括するイヴァン・エスピノーサ氏がmotoring(オーストラリアの自動車メディア)のインタビューに答え、400Zに電動化の可能性があることを示唆しました。

「私が言えるのは、まだ2つの異なるもののスペースがあると思っている、ということです」とエスピノーサ氏。「おそらく短期的には、もう少し従来型の技術が出てくるでしょう。従来型の技術というのは、ICE(内燃機関)によって駆動され、電動化もあるかもしれないということです」

有力なのは、V6ツインターボに48Vマイルドハイブリッド(MHEV)の組み合わせでしょう。
重量の増加を最小限に抑えられますし、ターボエンジンが不得意とする低回転域でモーターによるアシストを得ることもできるためです。

もちろん日産が得意とするe-POWERが搭載される可能性もゼロではありませんが、e-POWERのようなシリーズ・ハイブリッドは電力管理の都合上どうしてもバッテリー容量が大きくなる(=重くなる)ため、スポーツカーには不向きなシステムだと思います。

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価格・発売日

米国価格は34,995ドルになると言われています。日本円に単純換算すると、約383.6万円です。現行型のZ34が397万円からなので、新型Zの日本価格は流石にもう少し高くなると思いますが、大幅な値上げはなさそうですね。

新型フェアレディZのプロトタイプは、2020年9月16日に公開されました。正式発表は2021年8月17日です。

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