アストンマーティンがV6ハイブリッドを開発中!

Aston Martinの新車情報

aston martin vantage

アストンマーティンV6ハイブリッドを開発しているそうです。
現在アストンマーティンがメルセデスAMGから調達している4.0リッター・V8ツインターボは、このV6ハイブリッドに置き換わる予定です。

更新情報

新開発のV6エンジンに関する情報を追加しました。(2020/03/24)


アストンマーティンのV6ハイブリッド

なぜAMG V8をやめるのか?

amg gt r roadster engine
AMG GT R ロードスターの4.0リッター・V8ツインターボエンジン

メルセデスAMGは現行の4.0リッター・V8ツインターボを、4気筒のハイブリッドに置き換えることを計画しています。
しかしアストンマーティンは、4気筒エンジンを搭載するつもりがないそうです。

その理由は「音」だと、アストンマーティンのCEOであるアンディ・パーマー氏は言います。

「鍵は音です」とパーマー氏。「(エキゾースト)パイプを調整して、アストンらしいサウンドに聞こえるようにします」

「明らかなのは、ハイブリッドシステムと電動モーターによりトルクを補うことができる点です。電動アシストでシリンダーサイズを補えます」

「V8のように感じられ、雄大なサウンドが聞こえるかぎり、V6が完全に賢明な方法だと思うのです。それは直4よりも遥かに賢明です。」

現在のアストンマーティンは業績が低迷していますが、ローレンス・ストロール率いる投資グループによる出資と、ラゴンダブランドで出す予定だったニューモデルの開発停止により、V6ハイブリッドの開発を優先できるようになったのだとか。

新しいV6ハイブリッドは、現行のAMG製V8と同等のパワーになるそうです。
ギアボックスは既存のものを使用するそうなので、ハイブリッドシステムはエンジン側に統合されることになるでしょう。

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V12は継続

Aston Martin V12 Twin Turbo
アストンマーティンのV12ツインターボ

アストンマーティンはV12を今後も継続する予定です。
現行の5.2リッター・V12ツインターボは、ドイツ・ケルンにあるフォードの工場で生産されているそうですが、今後は生産をイギリスに移管し、V6ハイブリッドと共に製造するそうです。

パーマー氏は、今後数年間はV12を存続させるとコメントしています。

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新開発のV6エンジン

アストンマーティンの新しいV6エンジンは、3.0リッターの排気量を持つガソリンツインターボです。

Aston Martin V6 Engine
アストンマーティンの新型V6エンジン

ターボがVバンクの内側に設置される「ホットV」と呼ばれる構造のため、サイズは非常にコンパクトです。
重量も軽量で、重量は200g未満に抑えられています。
ドライサンプなので重心位置も低くなるはずです。

Aston Martin V6 Engine
赤熱するターボがVバンクの内側にある。

このエンジンはプラグインハイブリッドだけでなく、ストロングハイブリッドにも対応しているとのことです。
アストンマーティンによると、同社史上最も強力なエンジンであるということですから、DBSスーパーレッジェーラの725psを上回るパワーを発揮できるのでしょう。

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