1000馬力オーバーのステーションワゴン!?

チューニング

ドイツのチューニングブランド「Wheelsandmore」が、アウディ RS6アバント1000psオーバーにしてしまいました。
ブガッティ ヴェイロン並のパワーを持つステーションワゴンを現実に作ってしまったのですから驚きです。

今回はそんなスーパーワゴンの概要をご覧ください。


Wheelsandmore RS6アバントの概要

ノーマルのRS6アバントは、600ps・800Nmを発生する4.0リッター・V型8気筒を搭載しています。
ステーションワゴンとしては、ノーマルでも十分すぎるほどのパワーがあるのです。

Wheelsandmoreは、そのただでさえ高性能なRS6アバントに、タービン交換、吸気関連のチューニング(吸気経路やインテークマニホールドの改良、エアフィルター交換など)、エキゾーストシステム(リモートで音量調整可能なフラップ付き)の更新、ソフトウェアの最適化などを施すことで、1,010ps・1,250Nmを生み出すことに成功しました。
最高速は340km/h以上ということですから、おそらく史上最速のステーションワゴンだと思います。

なお、1,010psを発生するのは、同社のチューニングでステージ5に該当するメニューです。
タービン交換を伴わないステージ1~3は、ステージ1が710ps・920Nm、ステージ2は725ps・930Nm、ステージ3は786ps・1,060Nmとなっています。
ステージ4(965ps・1,250Nm)以降はタービン交換込みのメニューです。

価格はステージ1が2,499ユーロ、ステージ2が9,149ユーロ、ステージ3が14,900ユーロ、ステージ4が39,900ユーロ、ステージ5が49,900ユーロ(いずれもEUの付加価値税19%込み)です。
決して安価ではありませんが、ブガッティ ヴェイロン16.4(1,001ps)以上のパワーが手に入るわけですから、バリュー・フォー・マネーには優れていると言えるでしょう。

エンジンチューンだけでなく、KW製の減衰力調整可能なコイルオーバーサスペンションキットや、22インチホイールなども用意されています。

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