三菱 エクリプスクロスがマイナーチェンジ PHEV追加

三菱の新車情報

Mitsubishi Eclipse Cross MY2021

三菱自動車マイナーチェンジ(M/C)されたエクリプスクロスを発表しました。
リフレッシュされた2021年モデルにはプラグインハイブリッド(PHEV)が追加された他、内外装の小変更や荷室容量の拡大も行われています。

今回は新型エクリプスクロスの概要と、内外装の新旧比較をご覧ください。


新型エクリプスクロス(2021年モデル)の概要

エクステリア

Mitsubishi Eclipse Cross MY2021 Front
新型エクリプスクロス。画像はPHEVモデルだ。

Mitsubishi Eclipse Cross MY2018 Front
こちらは2018年モデル。グリルやヘッドライト、ダイナミックシールド部分のランプデザイン、スキッドプレートなどが異なる。

Mitsubishi Eclipse Cross MY2021 Side
PHEVの最上級モデルは、下回りがボディ同色となっている。

Mitsubishi Eclipse Cross MY2018 Side
2018年モデルにはサイドシルガーニッシュにメッキモールが装着されていたが、新型では全グレードで廃止された。

Mitsubishi Eclipse Cross MY2021 Rear
新型ではテールゲートのデザインがシンプルになった。

Mitsubishi Eclipse Cross MY2018 Rear
2018年モデルのテールゲートはユニークなデザインだったが、後方視界には問題があったようだ。

前後オーバーハングが延長されたことで、全長が140mm伸び、4,545mmとなりました。全幅(1,805mm)と全高(1,685mm)はM/C前と変わっていません。

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インテリア

Mitsubishi Eclipse Cross MY2021 Interior
新型エクリプスクロスのインテリア。オプションの本革シートにはライトグレーが追加された。

Mitsubishi Eclipse Cross MY2018 Interior
こちらは2018年モデルのインテリア。タッチスクリーンやボタン類が異なっている。

車内にはAC100Vの電源が用意されており、最大1500Wで電力供給が可能です。Vehicle to Home機器に接続して家庭用蓄電池として使用する場合には、ガソリン満タン・バッテリー満充電の状態ならば、一般家庭の約10日分に相当する電力を供給できます。

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シャシー

PHEVにはS-AWCが採用されました。おそらくアウトランダーPHEVと同様だと思うので、前後の駆動力配分をツインモーター4WDで行い、左右の駆動力配分をブレーキによるAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)で行うシステムのはずです。
また、大容量の駆動用バッテリーを床下中央に配置することで、前後重量配分の最適化と低重心化が図られています。

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パワートレイン

PHEVモデルはアウトランダーPHEVと同様に、ツインモーター4WDとなっています。
組み合わされるエンジンは2.4リッター・直列4気筒のMIVECです。
システムの総出力や総トルクはまだ公表されていませんが、アウトランダーPHEVと同値だとすれば、エンジンは128ps・199Nm、フロントモーターが82ps・137Nm、リアモーターが95ps・195Nmという構成となるはずです。

バッテリー容量も未公表ですが、WLTP基準で57.3kmのゼロ・エミッション走行(EV走行)が可能と発表されています。
バッテリーの充電は急速充電と200Vの普通充電の両方に対応しています。
急速充電の場合は、バッテリー容量の80%までチャージするのに約25分しかかかりません。普通充電の場合は、満充電まで4.5時間かかります。

ガソリン車に関してはプレスリリースに記載が無いので、おそらく1.5リッター・直列4気筒ガソリンターボ(150ps・240Nm)が継続採用されるのでしょう。
なお、ディーゼルターボに関してはカタログ落ちとなっています。

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価格・発売日

価格はPHEVモデルが約385万円から、ガソリン車が約255万円からとなっています。

三菱自動車は新型エクリプスクロスの受注を既に受け付けています。発売は2020年12月の予定です。

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