VW 新型ゴルフR ドリフトモード搭載の4WDターボホットハッチ!

VWの新車情報

フォルクスワーゲン(VW)が、新型ゴルフRを発表しました。
ドリフトモードが追加され、さらにスポーティーなホットハッチに生まれ変わりました。
新型ゴルフRはニュルブルクリンク・ノルドシュライフェのタイムを、先代ゴルフRから約17秒も短縮したそうです。

今回は新型ゴルフRの概要をご覧ください。


新型ゴルフRの概要

エクステリア

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VW 新型ゴルフR

フロントバンパーはR専用デザイン。

ホイールは標準で18インチ。オプションで19インチを選択可。

フロントフェンダー後部にRのオーナメントが装着されている。

車高は標準車比で20mmダウン。

極太Cピラーのおかげで一目でゴルフとわかる。

テールゲートスポイラーも専用デザイン。

アクラポビッチのチタンマフラーで7kg軽量化できる。

フロントバンパーのエアインテークは、R専用デザインとなっています。
スプリッターはモータースポーツにインスパイアされたものだそうです。
テールゲートスポイラーもR専用デザイン。
クアッドエキゾーストに合わせてディフューザーも専用品となっています。

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インテリア

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新型ゴルフRのインテリア

ステアリングホイール左側にはブルーのRボタンが新設された。

デジタル化されたコクピット。タッチスクリーンは10.0インチ。

スポーティーなシートにもRのロゴ。

GTIと同様に、液晶メーターのVWデジタルコクピットプロが装着されています。
センターコンソールのタッチスクリーンは10インチ。
ステアリングホイールにはタッチパッドが装着されている他、レースモードのショートカットキーである「Rボタン」も用意されています。

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シャシー

ゴルフ8の標準車と比較して、車高は20mm低くなっています。
足回りはスプリングが強化された他、ジオメトリが新しくなりました。
フロントとリアの剛性はどちらも10%向上しています。
また、サブフレームが軽量なアルミ製となったことで、重量も3kg軽くなりました。

ブレーキは前後4輪とも357φという大径ディスクを装着。
ホイールは標準で18インチ、オプションで19インチを選択できます。

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パワートレイン

エンジンは2.0リッター・直列4気筒ガソリンターボです。
最高出力は235kW(320ps)、最大トルクは420Nmを発生します。
先代モデル比でパワーは20kW(27.2ps)の増強、トルクも41Nm向上しています。
最大トルクを2,000~5,800rpmの広い範囲で発生するのもポイントです。

トランスミッションは7速DSGです。
米国とカナダでは6速MT仕様も用意されるそうですが、ヨーロッパではDSGのみなのだとか。おそらく日本もヨーロッパと同様でしょう。

駆動方式は全輪駆動の4Motionで、トルクベクタリングを備えています。
トルクを前輪と後輪だけでなく左右の後輪間にも可変的に分配できるため、ドリフトモードも可能になりました。

また、「スペシャル」と呼ばれるドライブモードは、VWがニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ用に最適化したモードで、レースモードよりもソフトな減衰力設定となり、起伏のある路面に対応できるようになっています。

パフォーマンスは、0-100km/hが4.7秒、最高速は250km/hです。
オプションのRパフォーマンスパックを装着すると、最高速を269km/hに引き上げることができます。

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価格・発売日

価格はまだ公表されていません。

新型ゴルフRは、欧州では2021年初頭、米国では2021年後半にデリバリーが開始されます。
日本での発売は、米国と同じくらいのタイミングになるのではないでしょうか。

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Posted by dangoliath