ロータス エリーゼとエキシージがファイナルエディションで有終の美
ロータスが「エリーゼ」と「エキシージ」のファイナルエディションを発表しました。
四半世紀に渡りロータスを支えてきたエリーゼにも、ついに引退するときが来たのです。
今回はファイナルエディションが追加された5車種について、概要をご覧ください。
エリーゼとエキシージのファイナルエディション
エリーゼ スポーツ240 ファイナルエディション
スポーツ240ファイナルエディションのエンジンは、244ps・244Nmを発生します。
軽量オプションを全て装着した場合の車重が898kgしかないので、0-96km/hの加速にも4.1秒しかかかりません。
ホイールは10スポークの鍛造アロイ。
タイヤはヨコハマのV105(フロント195/50 R16, リア225/45 R17)を履いています。
インテリアは他のファイナルエディションと共通で、レザーとアルカンターラで仕立てられた新デザインのステアリングホイールやTFT液晶のデジタルダッシュボード、新しいシートトリムやステッチパターンが用意されています。
エリーゼ スポーツ240ファイナルエディションは、日本導入が決定しています。
価格は777.7万円です。
エリーゼ カップ250 ファイナルエディション
カップ250には、フロントスプリッター、リアウイング、リアディフューザー、サイドフロアエクステンションなどの空力パーツが装着されています。
これらの効果により、160km/h走行時に66kgのダウンフォースを得ることが可能です。最高速(250km/h)走行時には、ダウンフォース量が155kgに増加します。
タイヤサイズはスポーツ240と変わらないものの、銘柄はヨコハマのA052にアップグレードされています。
ホイールは10スポークのダイヤモンドカット超軽量鍛造ホイールを装着。
ビルシュタインダンパーや調整可能なアンチロールバーも装備されています。
軽量なカーボンファイバーオプションを利用した場合の車重は、わずか931kgです。
エキシージ スポーツ390 ファイナルエディション
3.5リッター・V型6気筒ガソリンスーパーチャージドエンジンは、403ps・420Nmを発生します。
車重は1,138kgしかないので、0-96km/hも3.7秒という俊敏さです。
最高速は277km/hで、その際のダウンフォース量は115kgに達します。
ホイールは10スポークの軽量鍛造アロイ。
タイヤはミシュラン パイロットスポーツ4(フロント205/45 ZR17、リア265/35 ZR18)を装着します。
エキシージ スポーツ390ファイナルエディションも、日本導入が決定しているモデルです。
価格は1,177万円となっています。
エキシージ スポーツ420 ファイナルエディション
エンジンは426ps・427Nmを発生します。
パワーアップしているにもかかわらず、車重はスポーツ390よりも軽い1,110kgです。
0-96km/hは3.3秒、最高速は290km/hとなっています。
足回りには、調整可能なアイバッハ製アンチロールバーやナイトロン製ダンパーを標準装備。AP Racing製の鍛造4ピストンブレーキキャリパーを装着しています。
ホイールは10スポークの軽量鍛造アロイ。
タイヤはミシュラン パイロットスポーツカップ2(フロント215/45 ZR17, リア285/30 ZR18)です。
エキシージ スポーツ420ファイナルエディションも日本に導入されます。
価格は1,397万円です。
エキシージ カップ430 ファイナルエディション
最上級グレードのカップ430は、436ps・440Nmを発生します。
最大トルクは2,600rpmという低回転から発生するのが特徴です。
0-96km/hは3.2秒。最高速は280km/hとなっています。
最高速時のダウンフォース量は171kg。
フロントスプリッターやリアウイングなどにはモータースポーツグレードのカーボンファイバーパーツが装着されているので、車重は1,110kgに抑えられています。
バンプステアを増やすために、ステアリングアームの形状が変更されました。
ダンパーはナイトロン製で、3wayの調整が可能です。
アイバッハ製アンチロールバーは前後とも調整可能。
ブレーキはAP Racingの鍛造4ピストン。
タイヤはスポーツ420と同銘柄・同サイズですが、ホイールはダイヤモンドカットされています。
マフラーはハイフローチタンエキゾーストを標準装備。
トラクションコントロールも搭載されており、6段階の調整が可能です。
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