ポルシェ 986型ボクスターをサーキット専用に改造!

チューニング

ポルシェ 986型ボクスターは、1996年に登場した初代ボクスターです。
その986をサーキット専用マシンに改造したものが上の「968プロトタイプ」です。
車名の由来は不明ですが、986型ボクスターはポルシェ 968の後継モデルだからでしょうか。

968プロトタイプは、ボディワークをケブラーやカーボンファイバーに置き換え、1トンを切る車重を実現しています。
そしてエンジンはツインターボ化され、600psオーバーです。

今回は968プロトタイプの概要をご覧ください。


エクステリア

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ポルシェ 968プロトタイプ。ベースは986型ボクスターだ。

フロントウィンドウはAピラーごと除去され、スピードスターのようなスタイリングになっている。

佇まいは完全にレーシングカーだ。

Aピラーが無い分、車体の低さが強調されている。ちなみに全高は980mmしかない。

エンジンフードが作り変えられているので、車体後方が長く見える。

ロールバーの存在感がすごい。

巨大なリアウイングのステーはテールエンドから生えている。リアディフューザーは見当たらない。

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インテリア

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968プロトタイプのコクピット

スタックのタコメーターが装着されている。

カーボンで製作されたダッシュボードが美しい。

整然と並ぶスイッチ類。

momo製のフルバケットシートを装着している。シート後方には巨大な吸気口があり、インタークーラーへフレッシュエアを供給している。

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シャシー

ブレーキはフロントがAP製、リアはブレンボ製となっています。
ボッシュのレーシングABSも装着されているようです。
ホイールはFIKSE製で、センターロック式の18インチとなっています。

ボディワークはケブラーとカーボンファイバーで製作されており、車重は980kgしかありません。ノーマルの車重は1,270kgですから、290kgも軽量化されています。

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パワートレイン

ベースは2000年型の986ボクスター(2.7リッター・水平対向6気筒自然吸気, 220ps, 260Nm)ですが、この968プロトタイプは3.6リッター・水平対向6気筒ツインターボです。
最高出力は625ps、最大トルクは750Nmと大幅なパワーアップを遂げています。
パワーアップに伴い冷却系も強化されています。

フロントのトランク部分は安全タンクで埋まっている。

パフォーマンスは、0-200km/hが9.8秒。最高速は325km/hです。

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価格

価格は149,900ユーロで販売されています。
日本円に単純換算すると、およそ1925.5万円です。

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