マセラティ 新型グラントゥーリズモ 3グレードで異なるスタイリング
マセラティが新型グラントゥーリズモの新たな画像を公開しました。カモフラージュが完全に取り払われ、「モデナ」「トロフェオ」「フォルゴーレ」の3グレードの姿が明らかになっています。
今回は新型グラントゥーリズモの画像とボディサイズ、パワートレインの詳細についてご覧ください。
更新情報
インテリアの画像を追加しました。(2023/01/21)
新型グラントゥーリズモの概要
エクステリア
画像をクリック(タップ)すると拡大できます。
モデナ
トロフェオ
フォルゴーレ
ボディサイズ
寸法と重量 | |
---|---|
全長(mm) | 4,959[4,966] |
全幅(mm) | 1,957 |
全高(mm) | 1,353 |
ホイールベース(mm) | 2,929 |
車重(kg) | 1,795~2,260 |
[]内はトロフェオの数値です。
インテリア
モデナはベージュ/ブラックの内装にウッド加飾というコーディネートですが、スポーティーなトロフェオはブラック内装に赤のコントラストステッチとカーボンファイバー加飾という組み合わせ、そしてEVのフォルゴーレはブルー/ホワイトの内装となります。
新型グラントゥーリズモには最新のインフォテイメントシステム(MIA, マセラティ・インテリジェント・アシスタント)が搭載されており、タッチ操作以外にもジェスチャーや音声で操作できるそうです。オプションですが、ヘッドアップディスプレイも用意されています。
オーディオシステムはSonus faber 3-Dで、1,195Wの出力、最大19個のスピーカーを装備できます。
シャシー
アルミニウムやマグネシウムといった軽量素材と、高性能鋼を幅広く使用するアーキテクチャを採用しています。
また、足回りには電子制御エアスプリングが標準装備されています。
パワートレイン
モデナとトロフェオに搭載されるのは、MC20と同じく3.0リッター・V型6気筒ガソリンツインターボの「ネットゥーノ」ですが、MC20のようなドライサンプ仕様ではなく、ウェットサンプに変更されています。また、気筒休止システムも搭載されているようです。
モデナは496ps・600Nmを発生し、0-100km/hは3.9秒、最高速は302km/hとなっています。
一方トロフェオは557ps・650Nmと強力で、0-100km/hも3.2秒という俊足、最高速は320km/hに達します。
EVのフォルゴーレは、761ps・1,350Nmという圧倒的なパワーとトルクを誇ります。搭載されているモーターの数は3つ。トルクベクタリングを備え、4輪すべてを駆動します。
フォルゴーレのパフォーマンスは、0-100km/hが2.7秒、0-200km/hでも8.8秒しかかかりません。最高速は320km/hです。
価格・発売日
価格はまだ公表されていません。
新型グラントゥーリズモは、2023年の第2四半期からデリバリーが開始されます。最初はICE(内燃機関)搭載モデルから発売され、フォルゴーレは少し遅れるようです。また、コンバーチブルのグランカブリオも後に追加されます。
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