ポルシェ 911 GT3 RSがニュルブルクリンクでタイムアタック
ポルシェ 911 GT3 RSが、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェにてタイムアタックを行いました。
タイムは6分49秒328(コース長は20.832km)でした。911 GT3のタイムを10.6秒も上回ったのです。
ちなみに昔使われていたコース設定(20.600km)だと、6分44秒848でした。
今回は911 GT3 RS(992型)のオンボード映像と、タイムアタック車両の概要をご覧ください。
911 GT3 RSのニュルタイムアタック
オンボード映像を見ると、コーナリングスピードが驚異的な速さであることがわかります。どのようなコーナーでもアンダーステア無しにターンインし、リアエンジン車ならではの強烈なトラクションを活かしてコーナーから脱出していきます。
そのような走りを実現しているのは、おそらく空力です。285km/h走行時に860kgものダウンフォースを生み出すエアロデバイスが、コーナーでマシンを押さえつけているためでしょう。ドライバーのヨルグ・ベルグマイスターも、低速コーナーではあえてインにつかず、大回りして旋回速度を稼ぐ(=ダウンフォースを稼ぐ)ラインを使っています。
また、ブレーキングも非常に安定していますし、DRSによって直線でのトップスピードが伸びているのもポイントです。
このマシンはヴァイザッハ・パッケージ装着車で、タイヤはミシュラン パイロットスポーツ カップ2Rを履いていました。タイヤサイズはフロント275/35 R20、リア335/30 R21です。ホイールは軽量な鍛造マグネシウムホイールを装着しています。
992型の911 GT3 RSの詳細については、以下のリンク先をご覧ください。
ポルシェ 911 GT3 RS DRS搭載のレース直系スポーツカー – 車知楽
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