貴重なBMW M1がオークションに

自動車文化

BMW M1 1980 Front corner

先日、BMW M GmbhXMを発表しましたが、XM以前にもM部門が単独で開発したモデルがあります。それがM1です。

そのM1がRMサザビーズのオークションに出されています。
工場出荷時にグレーで塗装されたM1は4台しか無く、非常に貴重な1台である上、最初のオーナーが当時M部門の責任者だったJochen Neerpasch(ヨッヘン・ニールパッシュ)であるという点も興味深いです。

今回はオークションに出品されたM1の概要を見ていきます。


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BMW M1(シャシーNo.4301218)の概要

エクステリア

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BMW M1 1980 Front corner
BMW M1

BMW M1 1980 Front
シンプルだがスーパーカーらしいデザインは、今も色あせない。

BMW M1 1980 Headlight
リトラクタブルヘッドライトが時代を感じさせる。

BMW M1 1980 Bonnet
フロントボンネットの下に荷物を入れるスペースは無い。

BMW M1 1980 Side
シャープなフォルムがかっこいい。

BMW M1 1980 Wheel
昔の人が考えた未来のホイール、といった感じのデザインだ。

BMW M1 1980 Window
リアクォーターガラスも開閉できるようだ。

BMW M1 1980 Rear corner
リアフェンダー上のルーバーがユニーク。

BMW M1 1980 Rear
ワイド感がすごいが、デザイン自体はシンプルそのもの。

BMW M1 1980 Luggage
リアエンドのラゲッジスペースにはスペアタイヤが搭載されている。

M1にはモータースポーツ用に生産された56台と、ロードカーとして生産された399台がありますが、この個体は後者です。
ドイツ車ですが、生産地はイタリアです。当時ミッドシップ車の開発経験の無かったBMWは、ランボルギーニに開発とシャシー関連の製造を委託していたからです。そして1980年7月27日にNeerpaschの名義で登録されています。
NeerpaschはBMWを退職する際の記念として購入したそうですが、その後手放してしまったそうです。彼はM1を売却したことを「人生における過ちの1つ」だと語っています。

この個体はその後コレクターの手に渡り、コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステにて、戦後の車の中で最も保存状態が良い車に与えられるトロフェオASIを受賞しています。

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インテリア

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BMW M1 1980 Interior
BMW M1のインテリア

BMW M1 1980 Dashboard
工場出荷時にブラウン内装だったのは、おそらくこの車だけだという。

BMW M1 1980 Console
スライド式のスイッチ類は使いやすそうだ。

BMW M1 1980 Metar
280km/hスケールのスピードメーターを装備している。

BMW M1 1980 Shifter
5速MTはレーシングパターン。リバースギアの位置が異なる。

BMW M1 1980 Seat
シートのサポートは控えめ。

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シャシー

M1の鋼管セミスペースフレームを設計したのは、ジャンパオロ・ダラーラです。応力は全てフレームが受け持つため、ボディパネルは全てFRP製となっています。ちなみにボディのデザインは、ジウジアーロ率いるイタルデザインが担当しました。

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パワートレイン

BMW M1 1980 Engine

3.5リッター・直列6気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載しています。
最高出力は204kW(277ps)、最大トルク330Nmを発生します。
トランスミッションはZF製の5速マニュアルで、後輪を駆動します。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

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Posted by dangoliath