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Zenvo TSR-S 革新的なリアウィングを搭載したハイパーカー!【5/25更新】

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デンマークの自動車メーカーであるZenvo(ゼンヴォ)が、TSR-Sというハイパーカーを、ジュネーブモーターショーで発表しました。
この車には、とても興味深い構造のリアウィングが装着されています。

今回はZenvo TSR-Sの概要についてお伝えします。

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リアウイングの動きがわかる動画を追加しました。(2018年5月25日)


Zenvo TSR-Sの概要

エクステリア

TSR-Sには、軽量なカーボンファイバー製のボディが装着されています。

画期的なリアウィング

TSR-Sのリアウィングは、Centripetal Wingと呼ばれるものです。
直訳すると「求心力を利用したウィング」となります。

セントリペタル・ウィングは、ブレーキング時に垂直に立ててエアブレーキとして使えるだけでなく、コーナリング中には車両の縦軸(前後方向)を中心軸として傾き、荷重の抜けてしまうイン側のタイヤを押し付ける働きをするのです。
ピボット(てこの支点)が高い位置にあるので、アンチロールバーとして効果的に機能します。

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インテリア

インテリアは完全にレーシングカーのそれです。
よってオーディオやナビ、エアコン、エアバッグなどはありません。

その代わり、ほぼ全ての内装部品が軽量なカーボン製です。
ただしダッシュボード上部には、ウィンドスクリーンへの映り込みを防ぐためにアルカンターラが貼られています。

しかしドライバーへのインフォメーションにはこだわっており、デジタル・インストゥルメントは新設計されました。

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シャシー

スチールとアルミのセミモノコックが採用されています。
前後のサブフレームはスチール製です。
最近のハイパーカーは軒並みカーボンモノコックなので、ちょっと見劣りする感じもしますが、ボディパネルはカーボンファイバー製であるため、乾燥重量は1495kgに抑えられています。

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パワートレイン

エンジンは5.8リッター・ガソリン・ツインスーパーチャージV8です。
スーパーチャージャーを2基がけにしてあります。

最高出力は1193ps、最大トルクは1100Nmです。
0-100km/h加速にはわずか2.8秒しかかかりませんし、0-200km/hでも6.8秒です。
最高速は325km/hですが、これは電子制御リミッターが作動するためなのだとか。
リミッターカットしたら何km/h出てしまうんでしょうね。

エンジンには3つのモードが用意されており、フルパワー以外にも、710psで動作するモードや、「IQ」と呼ばれる路面状態に応じて最適なパワーを測定・発生する賢いモードも備えています。

ギアボックスはパドルシフト付きの7速ですが、レーシングカーのようなドグミッションです。
ドグミッションは素早く変速できるものの操作が難しいので、TSR-Sの場合、通常は電子的に変速される設定になっています。
しかしレースでは機械的な操作に切り替わるようです。
TSR-Sはその7速を介して、後輪を駆動します。

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動画

リアウイングの動く様子を収めた動画です。
コーナリングの際、リアウイングが左右に傾き、トラクションの抜けやすいイン側のタイヤに荷重をかけています。

1200HP Zenvo TSR-S GOING FLATOUT ON THE TRACK! + ACTIVE AERO

1200HP Zenvo TSR-S GOING FLATOUT ON THE TRACK! + ACTIVE  AERO

Zenvoの最高技術責任者は「コーナリングスピードに応じて最適なダウンフォースを発生させる」とコメントしているので、アンダーステアが出ないように傾きを調整しているのでしょう。
TS1 GT比で3倍以上のダウンフォースを発生させることで、1200ps近いパワーを確実に路面に伝える手助けをしています。

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価格・発売時期

Zenvoは年間たったの5台しか生産しないため、価格はかなり高価なものとなるでしょう。
一説によると、120万ポンド(約1.77億円!)を超えるのではないかと言われています。

発売時期は不明ですが、こういう車は顧客の要望に応じてハンドメイドで細かくカスタムされるのが普通なので、発売日はあってないようなものです。

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