アリア・FXE 1150馬力のアメリカ製ハイパーカー!
アメリカのアリア・グループが、FXEというミッドシップ・スポーツカーを公開しました。
1150馬力というとんでもないパワーを誇るハイパーカーです。
今回はアリアFXEのスペックと画像をお届けします。
アリア・グループとは?
カリフォルニア州・アーバインに本社を置く、デザインやエンジニアリング、マニュファクチャリングを手がける会社で、すでに20年の経験があります。
アリア・グループはフォードやGMといったアメリカの自動車メーカーの他、ホンダやトヨタといった日本企業、そしてテスラのような新興自動車メーカーとも取引関係があり、自動車業界とは深いつながりがある会社なので、まったくの門外漢というわけではありません。
ノースロップ・グラマンやスペースXのような航空宇宙産業からのプロジェクトも請け負っているということで、技術力もかなり高そうです。
ハイパーカー・FXEは、そんなアリア・グループにとって初の自社ブランド商品となります。
アリアFXEの概要
エクステリア
パワートレイン
エンジンは730psの6.2リッター・V型8気筒自然吸気ですが、FXEではフロントとリアにAxial Flux Induction Motor(日本語訳が見つからなかった。軸流式モーター?)をそれぞれ追加することで、さらに548psを獲得しています。
エンジンとモーターのパワーをあわせたシステム総出力は、なんと1166ps(英馬力だと1150hp)です。
トルクも1784Nmと、とんでもないことになっています。
10kWhのリチウムイオン電池も搭載されているようです。
ギアボックスはまだ決定していないものの、Xtrac社製の7速または8速デュアル・クラッチ・トランスミッションになる可能性が高いとのこと。
FXEの0-96km/h加速は2.7秒、最高速度は337.9km/h(310mph)だとアリア社は主張しています。
シャシー
コンポジット構造のシャシーは特許出願中で、カーボンファイバー・タブの生産を簡略化できる技術を開発・採用しているようです。
また、アルミやチタン、プラスチック等の部品は、3Dプリンターによって生産されるのだとか。
ラピッドタイピング技術によって、車両を生産するための治具や工具の作成費用を削減することができます。
ボディパネルもカーボン製なので、アリアFXEはとても軽量です。
モーターとバッテリーを搭載しているにもかかわらず、車重は1565kgしかありません。
パワーウェイトレシオは1.34です。
価格・発売時期
アリアはFXEを400台以上販売するつもりは無いとしています。
価格は100万ドルオーバーとのことです。
パフォーマンスに見合うだけのお金はきっちり取られるみたいですね。
発売時期は2019年後半となります。
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