デイリーF1ニュース(2017年12月1日) F1に新規参入する自動車メーカー候補は3社
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- F1に新規参入する自動車メーカー候補は3社
- ストロールもデイトナ24時間レースに参戦!
- リカルド「クビアトはレッドブル以外でも通用する」
それではご覧ください。
F1に新規参入する自動車メーカー候補は3社
F1のモータースポーツディレクターであるロス・ブラウンは、2021年からの新エンジンレギュレーションの施行に伴い参戦する可能性のある自動車メーカーを、ポルシェ、アストンマーティン、ランボルギーニの3社に絞り込んだようです。
「私がF1への参戦を望むプレミアム自動車メーカーがいくつかあるが、ポルシェはそのひとつだ」とブラウン。「アストンマーティンとランボルギーニもある」
「今日のパワーユニットでは、参入に興味を持っている自動車メーカーは誰もいないことは私が保証する。それが(エンジンを)安価でシンプルなものにしなければならない理由だ」
「われわれは将来的にはコスト・コントロールを考えなければならない。勝利ために最善を尽くす実力主義を求めるが、チーム間に2〜3秒の差は必要ない」
自動車メーカー側は、F1の舞台で技術力を示したいわけですから、タイム差がつかないとやる意味が失われてしまいます。
一方、タイム差が大きすぎるとエンターテイメントとして成立しません。
この問題を解決するには、スーパーGTのように自動車メーカー間のコンセンサスが必要なのですが、国内選手権ならともかく、世界選手権であるF1では難しいでしょう。
Source: Brawn aiming to recruit three new carmakers into F1 | en.f1i.com
ストロールもデイトナ24時間レースに参戦!
フェルナンド・アロンソがル・マン24時間レースの肩慣らしとして、来年1月のデイトナ24時間レースにも出場しますが、実はランス・ストロールもデイトナにエントリーしています。
ストロールはあのジャッキー・チェンが出資しているJackie Chan DCR JOTAに加わるようです。
参戦するのはLMP2クラスで、チームメイトはフェリックス・ローゼンクビスト、ロビン・フラインス、ダニエル・ジュンカデラという豪華メンバーとなります。
「楽しんで、競争して、コースに挑んで、そしてもちろん勝つために、デイトナへ行くよ」とストロール。「いつも最高の競争力を持ちたいと思っている」
「僕たちは4人とも若いから、楽しいだろうね。デイトナで重要なのは、誰と車をシェアするかだから。本当に楽しみだよ」
ジャッキー・チェン・DCレーシングは、名門JOTAとタッグを組み、昨年のル・マンでクラス2位に入ったチームです。
ストロールにはデイトナだけではなく、ル・マンにも同じ体制で出場してもらいたいですね。
Source: Now Stroll heads to Sports Cars | pitpass.com
リカルド「クビアトはレッドブル以外でも通用する」
今季途中でトロロッソのシートを失ったダニール・クビアトですが、ダニエル・リカルドはクビアトの才能を惜しんでいます。
「もしダニールがシーズンを欠場しても、彼には良いことかもしれない。彼は再起動する必要があるよ」
レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、クビアトの再登板を完全に否定していますが、リカルドはレッドブル以外でもクビアトは通用すると見ています。
「レッドブルを去っても、彼なら上手くやれると確信している。彼が天才肌であることは、チームメイトだったときからよく知っているよ。彼はしばしばとても速かったからね」
トロロッソからルノーに移籍したカルロス・サインツも、クビアトの才能を非常に高く評価しているのですが、クビアトの問題点は速さではなく、レースをまとめきれないことなんですよね。
他のF1ドライバーからすると、クビアトは「速い」ということで高評価なのでしょうけど、チーム首脳からすると、「ポイントが取れない」ということで低評価なのだと思います。
ペナルティポイントは多かったのですが。
Source : Kvyat could be 'rebooted’ by year off, suggests Ricciardo | en.f1i.com
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