デイリーF1ニュース(2017年10月18日)マクラーレン「ルノー変更でレッドブルと比較できる」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- マクラーレン「ルノー変更でレッドブルと比較できる」
- ルカ・マルモリーニがアストンマーチンに加入
- ピレリによるCOTAの解説
それではご覧ください。
マクラーレン「ルノー変更でレッドブルと比較できる」
マクラーレンの大株主であるマンスール・オジェは、来季からのルノーとのエンジン契約によって、レッドブルやワークスルノーとの比較できるため、マクラーレンにとって良いベンチマークとなると考えているようです。
「この道を行くのは、異なるモチベーションだ」とオジェ。
「自分自身と比較するベンチマークがあるため、望むならば、よりチャレンジングになる」
「このベンチマークに挑戦したい、あるいはそのベンチマークを上回りたいとすれば、われわれはそれが正しいことを確認しなければならない。われわれはその新しい挑戦に取り組むのを楽しみしている」
逆に言うと、マクラーレンのシャシー性能がどの程度のものなのか衆目に晒されてしまうわけですから、ルノーエンジンへのスイッチは、かなりのリスクをはらんだものと言えます。
また、最近は「レッドブルに追いつくまで時間がかかるかも……」とエリック・ブーリエがコメントするなど、マクラーレン側の発言も若干トーンダウンしていますし、ちょっと心配です。
ルノー勢で最下位になったらどうするんでしょうね。
Renault deal provides McLaren with chassis benchmark – Ojjeh | en.f1i.com
ルカ・マルモリーニがアストンマーチンに加入
ルカ・マルモリーニは、フェラーリ(90〜99年)と、トヨタ(09〜14年)で、エンジンの開発に従事していました。
そのマルモリーニが、アストンマーチンで働くことになりました。
彼はコンサルタントとして、2021年からのパワーユニットのオプション(選択)を評価する仕事に就くようです。
アストンマーチンはF1参入の是非を、真剣に検討しているようですね。
あとはF1側が魅力的なエンジンレギュレーションを導入するだけです。
Source: Marmorini a consultant to Aston Martin | pitpass.com
ピレリによるCOTAの解説
ピレリがサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)のサーキット・インフォメーションを公開しました。
COTAは2012年9月に完成したサーキットですが、意外とアスファルトのグリップが低いようです。
タイヤに対するストレスや摩擦も、鈴鹿ほどではありません。
ピレリは今回、COTAに初めてウルトラソフトを持ち込みます。
また、乳がん撲滅運動であるピンクリボンキャンペーンとのコラボにより、ウルトラソフトはタイヤウォールのカラーリングがピンク色になります。
ピレリのマリオ・イゾラによると、意外とソフトタイヤ(今回のCOTAでは1番固いタイヤ)のパフォーマンスが良いのではないかということです。
ソフトを上手く使いこなすタイヤ戦略が、勝利の鍵になるかもしれません。
Source: Renault to be less conservative with engines in 2018 | en.f1i.com
前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年10月17日号)バトン、インディカー、FE、ル・マン参戦を否定
翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年10月19日号)ルノーは来季のマクラーレンを恐れていない
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。