デイリーF1ニュース(2017年10月19日)ルノーは来季のマクラーレンを恐れていない

F1,デイリーF1ニュース,モータースポーツ

最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • ルノーは来季のマクラーレンを恐れていない
  • トロロッソはホンダとの提携に興奮
  • メルセデス、来季はマシンデザインを大幅変更

それではご覧ください。


ルノーは来季のマクラーレンを恐れていない

「われわれはF1プログラムがルノーファクトリーチームを最も高い順位につけるという唯一の目的に、背をそむけてなどいない」と語るのは、ルノーのマネージング・ディレクターであるシリル・アビテブールです。

来季からマクラーレンは、ルノーエンジンにスイッチします。
なのでルノー社内でも、「ファクトリーチームがマクラーレンに負けてしまうのではないか?」という懸念が生じているようです。

しかしアビテブールは、最も優先されるのはファクトリーチームの勝利であることを明確にしました。

「われわれは戦略と戦術を考える必要がある。そしてカルロス・サインツの移籍も含め、エンジンのイス取りゲームに多くの選択肢を作り出すことをサポートするのを、受け入れているのは秘密ではない」

「今、われわれがなぜそれをやっているのか誰もが考えていると思うが、マクラーレンを恐れることはない

「われわれが計画に固執し、野望に抵抗するものを打ちのめしたいのであれば、究極的には、みなを打ち負かすだけの能力を持たなければならない」

同じエンジンを積むマクラーレンをやっつけられないのであれば、チャンピオンなんて夢のまた夢ということを、アビテブールは言いたいのでしょう。

今季のメルセデスフェラーリレッドブルの戦いを見ても、エンジンパワーだけで勝敗が決まるシーンというのはあまりなく、むしろタイヤをどれだけ上手く使いこなすかがキーとなっていました。
ダウンフォースが十分にあり、セットアップしやすいシャシーならば、マレーシアのレッドブルのように、ルノーエンジンで優勝することも可能なのです。

Source: Renault not afraid of being beaten by engine customer McLaren in ’18 | autosport.com

目次に戻る

トロロッソはホンダとの提携に興奮

スクーデリア・トロロッソのテクニカル・ディレクターであるジェームズ・キーは、ホンダとのパートナーシップが、トロロッソを飛躍させるキッカケになると考えています。

「とても興奮しているよ!」とキー。「本当にリリースの通りなんだ。チームと次のステップへ踏み出すために常にやりたかったことだが、これまで不可能だった」

「これは大きなチャレンジであり、会社にとっても大きな責任となる。サプライヤーよりもパートナーを持つことは良いことだ」

日本企業と言うと、外部企業とのコミュニケーションを不得手としている印象ですが、キーが見たホンダの印象は、それとは異なるようです。

「コミュニケーションの流れは本当に良かったと言わなければならない。要請や質問に素早く対応できる」

「彼ら(ホンダ)は多くの情報を持っているように見える。手元にあるものや、もしくは特定のちょっとしたデータが必要になったときには、かなり早く見つけることができる」

「技術面で彼らと多くの議論を交わし、彼らはそれを支持し、そのことをとても上手く伝えてきた」

ホンダもF1に復帰して3年目ですから、エンジン技術以外のところでも、かなり学習が進んでいるようです。
トロロッソ・ホンダは、結構期待できると思います。

Honda deal a boost to Toro Rosso’s ambitions – Key | en.f1i.com

目次に戻る

メルセデス、来季はマシンデザインを大幅変更

メルセデスの来季型マシンの開発は順調に進んでいるようですが、これまでとは全く異なるコンセプトを取り入れる可能性が高くなってきました。

「トータルコンセプトの変化だ」と語るのは、メルセデスのテクニカルディレクターであるジェームズ・アリソンです。

「それは、これまでとは完全に異なるフロアとディフューザーを要求する。その変化により、開発が遅れるリスクもある」

パディ・ロウ(現在はウィリアムズに所属)が手がけたW08ハイブリッドは、セットアップが難しい車で、パフォーマンスに波があって問題となっています。

「私たちにとっては悪いマシンではない。しかし私たちはレーストラックに持ち込むのが楽な車を望んでおり、それを少しづつ得て確保している」

アリソンはフェラーリのテクニカルディレクターだったので、来季のメルセデスが今年のフェラーリのようなシャシーに仕上がると、来年はメルセデスが独走した2014〜2016年の再現となるかもしれません。

Source: Mercedes may exploit new design approach for 2018 car | en.f1i.com

目次に戻る

前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年10月18日)マクラーレン「ルノー変更でレッドブルと比較できる」

翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年10月20日)アロンソがマクラーレンと契約更新。デイトナ参戦も?

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

【PR】愛車を最高査定額で売却! MOTAが選ばれる理由

1.高額査定の3社のみとの連絡で、電話ラッシュから解放されます!
一括査定サービス最大の課題は、絶え間ない営業電話のラッシュでした。しかし、MOTAを選べば高額査定の3社のみとの連絡で、これからはその恐怖から解放されることでしょう。愛車の査定をストレスフリーに利用できます。

2.申し込み翌日18時に、最大20社の査定結果がwebでご確認いただけます!
MOTAなら最大20社からの概算査定額をwebで簡単に確認できます。実際に連絡を取り合うのはその中の上位3社だけ。20社が競り合うことで、査定額も自然にアップします。さらに、市場相場を把握できるので、買取店との交渉も有利に進められます。

3.入力はたったの45秒で完了。しかも利用料は無料です!
査定申し込みに必要な情報は45秒で簡単に入力完了します。しかも、利用料は一切かかりません。気軽に査定を試してみてください。