デイリーF1ニュース(2018年1月6日) アロンソがデイトナテストに参加
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- アロンソがデイトナテストに参加
- Fインディア「チーム名変更はスポンサーからの圧力」
- F1がSNSで最も急速に成長しているブランドに
それではご覧ください。
アロンソがデイトナテストに参加
フェルナンド・アロンソが、デイトナ24時間レースのテストに参加しました。
アロンソは、マクラーレンのリザーブドライバーであるランド・ノリスや、耐久レースでキャリアを積んできたフィル・ハンソンらと共に、ユナイテッド・オートスポーツのリジェ・LMP2をドライブしました。
「デイトナ24時間の後、私はこれらの選手権についてよりよく理解するだろう」とアロンソ。「ル・マン24時間やトリプルクラウンという別の目標に関してもね」
「耐久レースは私にとって初めてだし、プロトタイプカーでのレースも初めてだ。夜の運転も初めて、GTカーが混走するレースも初めてだ。多くの新しいことが次々と現れるだろう」
「それはかなり大きなチャレンジだが、私はまずそれを楽しむ準備ができている。インディアナポリスと同様に、機会があり、競争力があると感じられたら、そこに行く」
ル・マンの前哨戦として参加するアロンソですが、デイトナ24時間もビッグタイトルの1つです。
現役最強の一角とされるF1ドライバーが、耐久レースの世界でどこまでやれるのかに注目したいですね。
デイトナ24時間レースは、1月27〜28日に開催されます。
Source: Fernando Alonso using Daytona 24 Hours to test endurance enjoyment | autosport.com
Fインディア「チーム名変更はスポンサーからの圧力」
今季からチーム名を改めると既に発表しているフォース・インディアですが、その背景には潜在的なスポンサーからの圧力があったようです。
「いくつかの潜在的なスポンサーは、私たちが変わらなければわれわれは参入しないと言っている」フォース・インディアのCOOであるオトマール・サフナウアーは、スポンサーからの圧力を認めました。
「彼らがスポンサーになることを考えるならば、1つの国に縛られていないチームをスポンサードすると思う」
新しいチーム名は「フォース・ワン」になると言われていますが、チーム名の変更には、他チームからの承認が必要です。
「私たちはまだ決定していない。だから言うことは難しい」
グローバルに活動している企業からすると、インドのイメージが強すぎる名前には抵抗感があるのだと思います。
インドの国内企業だと勘違いされたり、インドのみの販売だと思われたくないのでしょう。
Source: Pressure mounts on Force India to change name | en.f1i.com
F1がSNSで最も急速に成長しているブランドに
リバティ・メディアがF1を買収したときには、「存在していなかった」と言われる、F1のデジタル・メディアにおけるビジネスですが、昨年は急成長したそうです。
2017年のソーシャルメディア・プラットフォームにおいて、F1はフォロワー数は54.9%も伸ばしました。
リーガ・エスパニョーラ(29.2%増)やイングランド・プレミアリーグ(16.1%増)を差し置いて、ソーシャルメディアにおいて最も急成長したスポーツブランドとなったのです。
ただしトータルのフォロワー数で見ると、F1は他のスポーツブランドに圧倒されています。
フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、そしてYouTubeのフォロワー数の合計(なのでもちろん重複はある)で比較すると、F1は約1200万人なのに対し、プレミアリーグは約7300万人と、大差をつけられています。
プレミアリーグはフェイスブック上で試合を生中継するなど、ソーシャルメディアの活用に積極的です。
F1もレース中のハイライト映像がソーシャルメディアで利用可能になりましたが、生中継はまだできていません。
各スポーツがソーシャルメディアを通じて新規顧客を獲得すべく血眼になっているのに、日本のモータースポーツはようやくオンボード映像の生中継が始まるところなのですから、暗澹たる気持ちになりますね。
Source: Social media’s ‘fastest-growing sport’ still has far to go | f1fanatic.co.uk
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