デイリーF1ニュース(2018年1月21日) ウィリアムズとシロトキンは長期契約か
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ウィリアムズとシロトキンは長期契約か
- ボッタスがメルセデスのドライバー観に影響を与えた
- シャークフィンがまた復活する!?
それではご覧ください。
ウィリアムズとシロトキンは長期契約か
セルゲイ・シロトキンの後ろ盾であるロシアの支援者によると、ウィリアムズとシロトキンの取引が長期的なものだと語りました。
「セルゲイがチームと一緒に、そして車と一緒に仕事をするという意味においては、1年だけの契約を結ぶ必要はないと知っていた」と語るのは、SMPレーシングのドミトリー・サモルフコフCEOです。
「われわれのプログラムは1年以上の期間に合わせてデザインされている。われわれは取引において非常に柔軟な条件を持っているが、間違いなく1年以上だ」
まったくの新人ドライバーに、長期契約を持ちかけるのはかなり異例なことだと思います。
よほどの有望株(例えばシャルル・ルクレールのような)を除けば、新人なら1年契約+1年の延長オプションというのが関の山でしょう。
ウィリアムズとシロトキンの関係者は口を揃えて「持参金の額で選んだ(選ばれた)わけではない」と言っていますが、巨額マネーの後ろ盾無くして、このような契約にはならないと思います。
Source: Williams expects to keep Sirotkin for “many years ahead" | motorsport.com
ボッタスがメルセデスのドライバー観に影響を与えた
メルセデスを率いるトト・ヴォルフは、バルテリ・ボッタスの影響で、ドライバーラインナップに対する考え方を改めたのだそうです。
「以前はチームメイト同士の激しいライバル心が、チームにとって良いものだと思っていた」とヴォルフ。「お互いに切磋琢磨しているわけだからね」
「私が学んだ教訓は、おそらくその考えが真実ではないということだ」
「高いレベルでパフォーマンスする2人のチームメイトが、車内にいるときには切磋琢磨しなければならないが、車外では論争に巻き込まれてはならない」
「その考え方と2人(ボッタスとハミルトン)の関係は、われわれをより強くし、オープンで誠実な環境をもたらした」
「基本的には非常に速い車だったが、とても難しい車でもあったのに、2人とも一緒に上手く働いてくれたので、良い順位に持っていけた」
ニコ・ロズベルグの後任を見つけるための時間が圧倒的に足りなかったものの、最終的には正しい人──ボッタス──をチームに迎え入れることができたと、ヴォルフは語っています。
ボッタスはチームオーダーを受けてハミルトンを先行させる場面もありましたが、2人の関係にヒビが入ることはありませんでした。
人間関係が上手くいくかどうかは、結局人柄次第なんですかね。
Source: Valtteri Bottas changed Mercedes F1 team’s view on driver line-ups | autosport.com
シャークフィンがまた復活する!?
F1ストラテジーグループの会合において、シャークフィンの復活が検討されたそうです。
マクラーレンの反対で今年は廃止されることになったシャークフィンですが、2019年から復活するかもしれません。
シャークフィンがあればスポンサーに販売できるスペースが増えるため、復活を後押ししているチームがあるようです。
今回の会合では、マクラーレンが新たにバージボードの規制を提案した他、フェラーリがシンプルで安価なリアウィング翼端板を提案し、いずれも承認されたと見られています。
しかしロス・ブラウン(F1のモータースポーツ・ディレクター)が提案したシンプルなフロントウィングについては、各チームからの強い反対に遭ったようです。
なんか最近のロス・ブラウンは、やることなすこと反対されてばかりですね。
Source: Shark fins could return to F1 next year | f1fanatic.co.uk
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。