デイリーF1ニュース(2018年4月10日) ホンダ、27馬力アップを計画か
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ホンダ、27馬力アップを計画か
- レッドブル、ダブルリタイアを悔やむ
- ベッテル「サーキットが味方した」
それではご覧ください。
ホンダ、27馬力アップを計画か
バーレーンで復帰後最高位の4位を獲得したホンダですが、手綱を緩めることはありません。
6月のカナダGPに投入予定のアップデートでは、27psパワーアップを計画しているようです。
ホンダF1のテクニカルディレクターである田辺豊治氏は、内燃機関が改善点における最大の要素だと述べています。
また、信頼性とパフォーマンスを両立させようとしているようです。
また、MGU-Hの改善もホンダの課題なものの、その改善がどれほど進んだのかを語るのは「非常に難しい」と田辺氏。
現状では性能を最大限に引き出すためのセットアップを工夫するしか策は無さそうですが、4位という結果は、それが奏功したのを裏付けるリザルトです。
オーストラリアGPで出たトラブルに関しては、「現状知り得るかぎりの情報から」100%解決されたとホンダは考えているようです。
田辺氏はマクラーレンとともに苦闘してきた経験が、素早く対策することに役立ったと語っています。
かつてのパートナーをリスペクトする姿勢を、どこかのチームも見習ってもらいたいですね。
Source: How Honda plans to build on F1 breakthrough | motorsport.com
レッドブル、ダブルリタイアを悔やむ
ダニエル・リカルドはバッテリートラブルで2周目にしてリタイア、マックス・フェルスタッペンもルイス・ハミルトンと交錯した際に左リアタイヤをカットし、さらにはギアボックスにダメージを負ってやはりリタイアしてしまうなど、バーレーンでは散々な結果に終わったレッドブル。
チームを率いるクリスチャン・ホーナーは、悔しさを隠しきれません。
「タラレバは無いが、週末を通じてペースは良かった」とホーナー。「そしてレースでは予選よりも強かった」
「ダニエルは彼が走れた2周でも、キミ(ライコネン)にかなり楽に近づけたとコメントしている」
「そしてマックスは車から良い感触を得ていたし、パスしたルイスと同じタイヤラインナップだったという事実が、本当にポテンシャルがあることを示していた」
「われわれは再び競争力のあるレースカーを持っていたので、えげつないほどフラストレーションの溜まるレースとなった」
ホーナーはRB14のポテンシャルが、フェラーリに匹敵すると考えているようです。
そのフェラーリが2勝しているのに、レッドブルはいまだ表彰台にすら上がっていないのですから、イライラするのも当然ですね。
Horner: 'Brutally frustrating but potential is there’ | en.f1i.com
ベッテル「サーキットが味方した」
開幕戦オーストラリアGPにおけるセバスチャン・ベッテルの勝利は、ヴァーチャル・セーフティ・カー絡みの幸運に助けられたものでしたが、バーレーンでは自らのタイヤマネジメントで勝利を引き寄せました。
「おそらくサーキットが僕らに味方したんだ」とベッテル。「事実として大部分で、僕は車に良い感触を得ていた」
「僕たちはセットアップに取り組んだ。それはより多くのパフォーマンスを取り出すことを助けた。1ラップだけでなく、レースでも一貫していた。だから僕は冴えていたし、より良くコントロールできると感じていたんだ」
「メルセデスがどれだけ苦労したかはわからない。彼らはスティントの終わりにはかなり近くに見えた。少なくとも、予選ほどの大きなギャップは無かった」
「全体的にはかなり接近しているけど、明らかに前進できたのは良いことだよ」
Source: Vettel: 'A better feel for the car, but it’s important to improve’ | en.f1i.com
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