デイリーF1ニュース(2018年8月15日)アロンソ、2019年はF1に参戦せず
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース。
本日のニュースは以下の3本です。
- アロンソ、2019年はF1に参戦せず
- アビテブール「リカルドが勝てるようになるのは2020年から」
それではご覧ください。
アロンソ、2019年はF1に参戦せず
フェルナンド・アロンソが、自身のツイッターで来季のF1に参戦しないことを表明しました。
「引退」という言葉は使っていませんが、17年間参戦してきたF1から、一度距離を置くことになります。
「今シーズンはいくつかグランプリが残っているが、私はこれまで以上のコミットメントと情熱をもって参加する」とアロンソ。
「未来に目を向けよう、新しいエキサイティングなチャレンジがすぐそこにある。私は人生で最も幸せな時間を過ごしているが、新しい冒険を探求する必要がある」
「マクラーレンの皆に感謝したい。私の心は永遠にチームと共にある。私は彼らが、将来的により強く元気になることを知っている。それは私がこのシリーズに戻るのに正しい時なのかもしれない。そうなったら私は本当に幸せだ」
「私はマクラーレンで数多くの素晴らしい人と、素晴らしい関係を築いてきた。彼らは私の視野を広げ、他の分野でレースする機会を与えてくれた。今の私はこれまでよりも完全なドライバーだと感じている」
「最後に、元チーム、チームメイト、競技者、同僚、パートナー、ジャーナリスト、F1キャリアで働いていたすべての人にも感謝したい。そして、特に世界中のファン。我々の道が将来再び交差すると確信している」
来季はインディカーに転向か
F1への復帰も匂わせているアロンソですが、来季はインディカー・シリーズへの参戦が有力視されています。
マクラーレンは、インディカーの有力チームであるチップ・ガナッシ・レーシングからスコット・ディクソンを獲得し、アロンソのチームメイトとする計画を練っていたようですが、ディクソンはチップ・ガナッシとの契約を延長してしまいました。
インディカー側もアロンソの参戦を支援すべく動いているものの、体制の決定にはまだ時間がかかるとのこと。
アンドレッティ・オートスポーツやレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングなどと、マクラーレンがジョイントする可能性についても報じられています。
Source 1: Alonso steps out of F1 at end of 2018 - f1technical.net
Source 2: McLaren and Alonso moving ahead with 2019 IndyCar plans - f1i.com
アビテブール「リカルドが勝てるようになるのは2020年から」
ルノーとの契約で巨額の報酬を手に入れたダニエル・リカルドですが、勝利はしばらくお預けになるかもしれません。
「我々に対する彼のコミットメントは、トップチームへのキャッチアップ・プロセスを加速する意欲を証明している」と語るのは、ルノースポールF1のマネージング・ディレクター、シリル・アビテブールです。
「それはまた、我々が2年半の間にしてきたことが、認められたということでもある。ダニエルの才能とカリスマは、我々にとって大きな恩恵だ。彼に最高の可能性を秘めた車を提供することで、その信頼に答えなければならない」
「リカルドとの大きな目標は、2021年にタイトルを争うことだが、我々は2020年から彼が勝ち始めることを望んでいる」
「エンジンはポールポジションに車を置き、レースに勝ち、タイトルを獲得するのに十分だ。レッドブルがそれを証明した」
「彼らに問題がなければ、彼らは今ごろ完全にタイトル争いをしていた。彼らの問題の2つだけが、エンジンと関係していた」
「我々はスケジュール通りにキャッチアップできている。私は2019年にメルセデスとフェラーリに追いつくと確信している」
2021年からはレギュレーションが大幅に変わるので、各チームの競争力は一旦リセットされることになります。
よって確実なことは何もありません。
ルノーとしてはそのタイミングで大きく飛躍したいと考えているのでしょう。
Source: Abiteboul sees Ricciardo race wins only in 2020 – f1i.com
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