デイリーF1ニュース(2018年11月20日)ヒュルケンベルグ「ルノーは知識が不足している」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えする「デイリーF1ニュース」。
今日のニュースは以下の3本です。
- ヒュルケンベルグ「ルノーは知識が不足している」
- 福住と牧野は来年F2に乗れない!?
- F1もオランダGP開催に乗り気
それではご覧ください。
ヒュルケンベルグ「ルノーは知識が不足している」
ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、トップチームと比較して、ルノーには知識が不足していると述べています。
「トップチームは我々がまだ理解していないことを理解している」とヒュルケンベルグ。「この謎を発見しなければならない」
「一部分だけで0.5秒は縮められない。我々は全ての分野で成長する必要がある」
「他チームは、予選でより多くのパワーを持っている。レースでしばしば我々が良く見えるのはそれが理由だ。彼らはそれを止める必要がある」
来季からチームメイトとなるダニエル・リカルドについて、ヒュルケンベルグは次のように語っています。
「ダニエルはいくつかのグランプリで優勝したことがある。彼は速く、意欲的だ」
「私は宿題をしなければならない。より速く、よりコンスタントにならないと。それは私がチームメイトをいつも打ち負かしてきたやり方だ」
ルノーの首脳陣は来季に向けて強気なコメントをしていますが、ヒュルケンベルグのコメントは現実的です。
ルノーは一応コンストラクターズ4位につけていますが、実際は破産したフォース・インディアがポイントを失ったことで得たタナボタの順位です。
しかも終盤戦ではハースやザウバーにも遅れを取っていますし、パワーサーキットでは予選でトロロッソ・ホンダの後塵を拝しています。
競争力という観点からすると、今のルノーは中団グループの真ん中くらいまで後退してしまいました。
Source: Hulkenberg: Top teams have a knowledge advantage over Renault – f1i.com
福住と牧野は来年F2に乗れない!?
今年F2を戦ってきた福住仁嶺と牧野任祐の2人は、来年F2に乗れないかもしれません。
牧野は来季スーパーフォーミュラ(SF)のナカジマレーシングに移籍し、ベルトラン・バゲットのチームメイトになるといわれています。
ちなみにナカジマからSFにエントリーしていたナレイン・カーティケヤンは、今年限りのようです。
福住はダンデライオンからSFにエントリーするそうで、チームメイトは今季のSFチャンピオンである山本尚貴になるのだとか。
今季ダンデライオンに所属していた野尻 智紀は、山本の代わりに無限へと移籍します。
チームメイトは今年のマカオGPウィナーであるダン・ティクトゥムです。
そして今季は野尻の同僚だった松下信治は、F2に復帰する可能性が高いといわれています。
B-MAXはヨーロッパF3の強豪チームであるモトパークと提携し、レッドブルのドライバーを乗せる予定ですが、誰が乗るのかはまだ不明です。
Source: Fukuzumi, Makino won’t return to F2 in 2019 – motorsport.com
F1もオランダGP開催に乗り気
マックス・フェルスタッペンの活躍により、オランダではグランプリ復活の機運が高まっています。
そして、F1側も乗り気です。
「我々はオランダでのレースには非常に関心がある」と、F1の商業面を統括するショーン・ブラッチスは言います。
「我々はそこで生産的な会話をしている。我々はその地域のファンを驚かせ、楽しませ、『マックスファクター』を利用することができるので、私は慎重ながらも楽観視している」
現地メディアは2020年にオランダGPが開催されると報じているそうです。
おそらくその年はイギリスGPが開催されないので、それを穴埋めする形になるでしょう。
ただしベトナムGPが加わるので、年間レース数はさらに増えるかもしれません。
ちなみにザントフォールト・サーキットを訪れたチャーリー・ホワイティング(FIAのレースディレクター)は、同サーキットがF1を開催するには改修が必要なものの、作業量は比較的少なくて済みそうだと述べています。
Source: Bratches admits interest in Dutch Grand Prix – pitpass.com
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。