デイリーF1ニュース(2018年11月19日)フェルスタッペン「ホンダエンジンでもう一歩前進する」

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最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えする「デイリーF1ニュース」。
今日のニュースは以下の3本です。

  • フェルスタッペン「ホンダエンジンでもう一歩前進する」
  • ルクレール「ザウバーがこれほど速くなるとは……」
  • マカオGPで大クラッシュ発生

それではご覧ください。


フェルスタッペン「ホンダエンジンでもう一歩前進する」

来季からホンダにエンジンをスイッチするレッドブルですが、まだシミュレーターでのテストは行っていないのだそうです。

「いや、まだ。でも僕たちは新しいサスペンションで、そのようなシミュレーターのテストを何度かやった」

「僕たちは全てのシミュレーションを持っていて、ホンダエンジンはテストベンチで回っている。レッドブル・レーシングでは、テストベンチとシミュレーターをリンクできる。だからホンダエンジンで走ることもできるし、全てのデータを分析できるんだ」

「最も影響を受けるのは、力を伝達するギアボックスだ。冷却も変更する必要がある」

「僕たちはホンダと提携することを早期に決断した。僕たちはこれらの変更を全て行うことができる多くのスタップとノウハウを持っている」

「シーズンのスタートがどうなるかを待たなければならないけど、エンジンだけでもう一歩前進するだろう」

通常、翌年のシャシーのデザイン作業が始まるのは夏頃からですが、トロロッソにホンダエンジンが搭載されると決まったのは昨年の9月だったので、シャシーとエンジンのマッチングという点において、STR13は理想的とは程遠いものでした。

しかしレッドブル・ホンダの誕生は、今年6月に発表されています。
おそらく5月中には決定していたはず(来年の契約についてルノーにせっつかれていたため)なので、レッドブル・ホンダ最初のシャシーとなるRB15は、STR13と同じ轍は踏まないはずです。

Source: Verstappen looking forward to 'some well-earned downtime’ – f1i.com

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ルクレール「ザウバーがこれほど速くなるとは……」

いまや入賞の常連となっているザウバーですが、シーズン序盤は最下位をウィリアムズと争っていました。

「このような良いシーズンの終わりを迎えられるとは思ってもみなかった」と、ドライバーのシャルル・ルクレールも驚いています。「今年の車の開発プログラムは、かなり早く終わってしまったからね」

「だからチームは来季の車を開発するための時間がかなりあったので、間違いなく来年は良くなると思っている」

ルクレールは来季からフェラーリに移籍しますが、その代わりにキミ・ライコネンという強力な助っ人がザウバーに加わります。
ルーキーのアントニオ・ジョビナッツィが活躍できれば、来季のザウバーはコンストラクターズランキング4位を狙えるかもしれません。

ただし、ザウバーやハースの快進撃を支えているのは、間違いなくフェラーリのエンジンパワーです。
メルセデスホンダのパワー次第では、中団グループはさらなる混戦模様となるでしょう。

Source: Leclerc: Sauber didn’t expect car to be this strong – racefans.net

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マカオGPで大クラッシュ発生

マカオF3で大クラッシュが発生しました。
女性ドライバーのソフィア・フローシュが、コントロールを失って逆向きの状態でリスボアコーナーに突っ込んでいき、前を走っていた坪井翔のマシンに接触したのです。


宙を舞ったフローシュのマシンは、全く速度が落ちないままアウト側の鉄製フェンスをなぎ倒して、コース外に落下。
この事故でドライバー2名の他、カメラマンなど3名が病院に搬送されましたが、いずれも命に別状はありませんでした。

フローシュは脊椎を骨折する重傷を負ってしまったようですが、手足は動くとのこと。
死者が出なかったのは不幸中の幸いといえるでしょう。

とはいえ、リスボアコーナーではヤバいクラッシュが昔から頻発しているので、やはり改修が必要でしょう。
唯一のオーバーテイクポイントなのに道幅が狭すぎるので、どうしても接触事故が絶えません。

Source: Floersch, Tsuboi and three others injured in huge Macau F3 crash – racefans.net

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