デイリーF1ニュース(2018年11月17日)ハミルトンはフェルスタッペンとルクレールを警戒
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えする「デイリーF1ニュース」。
今日のニュースは以下の3本です。
- ハミルトンはフェルスタッペンとルクレールを警戒
- ストロール「FW41は全く開発されていない」
- ルノーは来年こそ強くなる?
それではご覧ください。
ハミルトンはフェルスタッペンとルクレールを警戒
今季大きく成長したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と、来季からフェラーリに移籍するシャルル・ルクレールを、5度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトン(メルセデス)が、来年警戒すべきドライバーとして挙げています。
「1年の終わりにはシーズンを振り返る」とハミルトン。「そこには見るべきものがいつもあるからね」
「我々は全てのレースで勝てたわけではないし、シーズンの序盤にはいくつか災難もあった。そこには改善の余地がある」
「だから私はそれに期待している。自分自身に対する期待だ。私はこの冬にやるべきことがある。少し修正されたアプローチになるだろう」
「もちろん若い子たちがやって来るから、深く掘り下げなければならない。フェラーリのルクレールは力を証明したくてウズウズしているだろうし、マックスもその点ではハングリーなままだ。だから私もしっかりと踏みとどまらなきゃいけない」
ルクレールは「ルイスからそう言ってもらえるのは栄誉なこと」だとコメントしています。
フェルスタッペンもルクレールも1997年生まれの21歳で、誕生日も半月ほどしか違わない若者ですが、既にF1界を背負う立場になりつつあります。
来年のタイトル争いが今から楽しみですね。
Source: Hamilton prepping for Verstappen and Leclerc threat in 2019 – f1i.com
ストロール「FW41は全く開発されていない」
ウィリアムズのランス・ストロールは、今季2回しかポイントを獲得できていません。
昨年、デビューイヤーで表彰台に上った彼としては、まさに失意のシーズンでした。
「全体として、今までに経験したことがないような車だった。運転するのが恐ろしかったよ」とストロール。「パフォーマンスはひどかったね。イライラしたけど、まあそういうもんさ。僕は耐えたよ」
「車については非常にチャレンジングな1年だった。まったくパフォーマンスが上がらなかったからね。だから僕はページをめくって動く準備はできている」
「車を除いて考えれば、僕はドライバーとしては上手く成長し、成熟したと信じている。モンツァのQ2とQ3に進出できたのは、数少ない良い予選だった。ポジションは理想から程遠いが、チームとしては大変なことだったんだ」
「そして僕は2つの良いレースで入賞した。その意味でも良い年だったと信じている」
「全体的に、僕は今年のチームにもっと多くのものを期待していたが、車は全く開発されなかった。僕たちはオーストラリアに持ち込んだのと同じ車を使っている。これはちょっと恥ずかしいよ」
ストロールがフォース・インディアでどのような走りをするか見ものですね。
もしセルジオ・ペレス以上の結果を出せれば、F1界での評価も一気に高まるはずです。
Source: Stroll: Williams has made no progress with “terrible” FW41 – racefans.net
ルノーは来年こそ強くなる?
ルノーが「来年こそは!」という意気込みを語り始めると、年の瀬を感じるのは筆者だけでしょうか。
「2019年のマシンでは多くのことが進行中だ」と語るのは、ルノーのニック・チェスターです。
「最初のシャシーを作る上で、我々はかなり進歩している。我々はすぐにテストできるギアボックスを手に入れた。冷却、サスペンション、ボディワークなどのデザイン作業は既に完了済みだ」
「車を作るために多くの製図作業がをしなければならないので、1年のこの時期はいつも全開だ。忙しかったが、我々は強くなっている」
ルノーはワークス復帰後最上位となるコンストラクターズランキング4位で終える可能性が高いです。
しかし今季終盤戦の競争力を見る限りでは、ハースやザウバー、フォース・インディアなどに対し、苦戦を強いられています。
パワーユニットの性能でもホンダに抜かれてしまいましたし、突如として来年から優勝争いできるようになるとは思えません。
Source: Renault making 'strong progress’ with 2019 car – f1i.com
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