
ポルシェが新型911 GT3のプロトタイプを公開しました。
992型をベースにした自然吸気エンジン搭載のハイパフォーマンスモデルとなります。
このページでは新型991 GT3の最新情報を随時更新中です。
更新情報
プロトタイプのエクステリアとプロトタイプのインテリアを追加し、シャシーとパワートレインの情報を更新しました。また、初期のスパイショットを削除しました。(2020/11/25)
最新のスパイショットを追加しました。(2020/10/30)
動画を追加しました。(2020/05/28)
ポルシェ 911 GT3(タイプ992)の最新情報
エクステリア
スパイショット
画像はクリック(タップ)で拡大できます。
プロトタイプのエクステリア
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新型911 GT3のダウンフォース量は50%増加したそうですが、ドラッグは全く増えていないそうです。
動画
快音を響かせながらニュルブルクリンクを疾走する新型911 GT3のテストカーを捉えた動画です。
市販バージョンもノーマルでこのサウンドが聞けるのでしょうか。
だとしたら素晴らしいんですけどね。
車の挙動はアンダーステア気味に見えますが、開発中なので致し方ないでしょう。
旧型の911 GT3と直線で加速テストをしているシーンがあるのですが、やはり新型の方が伸びが良いようです。
インテリア
プロトタイプのインテリア
シャシー
フロントサスペンションがダブルウィッシュボーン式になりました。911はスペース効率を重視してマクファーソンストラット式を採用してきましたが、ポルシェのエンジニアたちはフロントのラゲッジスペースを犠牲にせず、ダブルウィッシュボーンを実装することに成功したそうです。
リアはマルチリンク式で、後輪ステアリングも備えています。
ブレーキディスク径は以前の380φから、408φという大径に。それでも標準装備されるのは鋳鉄製のディスクで、カーボンセラミックブレーキはオプションです。
タイヤはフロントが255/35 ZR20、リアが315/30 ZR21で、911カレラと同じく前後異径になっています。タイヤ銘柄はミシュラン パイロットスポーツカップ2です。
カーボンファイバーボンネットなどの軽量化により、車重は1,400kg前後に抑えられています。
992は車体が991よりも大型化しているので、実質的には軽くなったと言えるでしょう。
パワートレイン
エンジンは4.0リッター・水平対向6気筒ガソリン自然吸気です。
最高出力は確定していないものの、911スピードスターと同じく510psになるのではないかと言われています。
ちなみにレブリミットは9,000rpmという超高回転型エンジンです。
トランスミッションは6速マニュアルと7速PDKの2種類が用意されます。
また、排ガス規制をクリアするためのガソリンパティキュレートフィルター(GPF)も装着されるでしょう。
価格・発売日
価格に関する情報はまだありません。
新型911 GT3は、2020年後半に発表される予定ですが、新型コロナウイルスの影響次第では遅れる可能性があります。
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