アウディ新型RS3スポーツバック さらなるパワーアップでAMG A45に対抗!
ベースモデルのA3が第4世代に切り替わったことを受けて、アウディのホットハッチ「RS3スポーツバック」もフルモデルチェンジされます。
そのプロトタイプが公開されました。スペックの一部も明らかとなっています。
今回は新型RS3スポーツバックのスパイショットと、最新情報をご覧ください。
更新情報
プロトタイプの画像を追加し、シャシーとパワートレインの情報を更新しました。
動画を追加しました。(2021/06/07)
最新のスパイショットを追加し、発売日に関する情報を更新しました。(2020/12/22)
動画を追加しました。(2020/07/05)
新型RS3スポーツバックの最新情報
エクステリア
プロトタイプ
スパイショット
フロントバンパーやグリルなど、顔つきが変化しています。
リアディフューザーを統合したリアバンパーなども変更点ですが、ベースのA3との最大の違いは、大きく張り出したフェンダーです。
最新のスパイショット
動画
ニュルブルクリンクをテスト走行するRS3スポーツバックを撮影した動画です。
かなりのハイペースで走行していますが、破綻する気配は微塵もありません。
アンダーステアも少ないように見えます。
開発はかなり進んでいるのではないでしょうか。
動画の中にはカモフラージュ面積の多いRS3スポーツバックも登場しますが、そちらは排気音が異なっています。
おそらくRSスポーツエキゾーストを搭載しているのでしょう。
以前の動画とは異なる排気音を響かせています。低音成分が増えている印象です。
また、以前よりも旋回半径がコンパクトになったように見えます。
シャシー
リアデフとマルチプレートクラッチで構成されたトルクスプリットシステムが搭載されており、左右輪に駆動トルクをそれぞれ0~100%まで配分できます。
モードによっては、コーナリング時にアウト側の後輪にトルクの大部分を分配し、オーバーステアを誘発することが可能です。
とはいえ本質的には、RS3は前輪が主導するAWDです。
後輪には最大50%までしかトルクが配分されません。
フロントサスペンションは剛性が向上し、トレッド幅も拡げられています。
ネガティブキャンバーはA3比でフロント-1.0°、リアは-0.5°増やされました。
ステアリングギアレシオが可変し、パワーステアリングのアシスト量を速度域に応じて変化させるプログレッシブステアリングは、RS用に設計されています。
パワートレイン
エンジンはRS3スポーツバックが伝統的に搭載する2.5リッター・直列5気筒ガソリンターボです。
最高出力・最大トルクは、400ps・500Nmとなっており、先代RS3から20Nmのトルクアップを果たしています。
パワーこそAMG A45は420psには及びませんが、0-100km/hはA45 Sの3.9秒に対し、新型RS3は3.8秒と、ライバルをわずかながら上回っています。
最高速は290km/h(オプションのセラミックブレーキ装着時)です。
トランスミッションは7速デュアルクラッチとなっています。
さらに高性能な「RS3パフォーマンス」も用意されるといわれており、そちらは450psになるとの噂です。
価格・発売日
価格に関する情報はまだありません。
ちなみに先代RS3スポーツバックの日本価格は781万円でした。
新型RS3スポーツバックは、2021年9月に発表され、2021年11月頃には欧州で発売される見通しです。つまりモデルイヤー2022(MY2022)として登場します。
日本での発売時期は不明ですが、2022年にずれ込むかもしれません。
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