ソニー VISION-S 02 EV参入への布石となる電動SUV
ソニーがEV事業への参入を本格的に検討しています。2022年春にソニーモビリティ株式会社を設立することを発表しました。
また、コンセプトカー「VISION-S 02」も併せて発表されています。
今回はVISION-S 02の概要をご覧ください。
ソニー VISION-S 02の概要
エクステリア
画像をクリック(タップ)すると拡大できます。
ボディサイズ
寸法と重量 | |
---|---|
全長(mm) | 4,895 |
全幅(mm) | 1,930 |
全高(mm) | 1,650 |
ホイールベース(mm) | 3,030 |
車重(kg) | 2,480 |
テスラ モデルXと比較すると、全長は109mm短く、全幅は108mm狭いものの、全高は24mm高くなっています。
また、ホイールベースは31mm短いだけなので、全長/ホイールベース比はVISION-S 02の方が小さいです。
インテリア
画像をクリック(タップ)すると拡大できます。
シートにはスピーカーが仕込まれており、360 Reality Audioに対応したストリーミングサービスと組み合わせることで、没入感のある音楽体験ができるそうです。
シャシー
サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーン式で、エアサスとなっています。
パワートレイン
デュアルモーターAWD(全輪駆動)であるVISION-S 02は、272psを発生するモーターを前後の車軸にそれぞれ1つずつ搭載しています。
最高速は180km/hと、セダンのVISION-S 01(240km/h)よりも低速です。
ADAS(先進運転支援システム)
高性能なCMOSセンサーやLiDARを用いて、周囲360°の状況をリアルタイムに認識・把握できます。
また、緊急車両の接近などをドライバーが認識できるように、車内の音響システムやHMI(ヒューマンマシンインターフェース)を通じて、直感的なインフォメーションを提供するそうです。
また、ソニーはADAS Level2+相当の公道リリースに向けて、機能検証を欧州で行っているのだとか。完成すればシステムを他社に供給することもあり得るでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。