アルファロメオ 次期ジュリアはEVに。ボディタイプはワゴン!?
アルファロメオはジュリアを諦めていません。次世代ジュリアの開発が進められています。アルファロメオのCEO、ジャン-フィリップ・インパラート氏によると、新型ジュリアはEVになるだけでなく、ボディタイプもセダンとステーションワゴンの境界線をまたぐ、つまりそれらの中間になる可能性があるということです。
今回は新型ジュリアについて、これまでに判明している最新情報をまとめてみました。
新型ジュリアの最新情報
ボディタイプについて
セダンとステーションワゴンの中間ということで、ファストバックスタイルのワゴンになるのではないかと言われています。シューティングブレークみたいな感じでしょうか。
見た目に関しては「われわれ全員が望むアルファロメオ」のように見えるとインパラート氏は語っており、現在できあがっているデザインの提案を「非常にクール」だと評価しています。
上は有志が作成した新型ジュリアのステーションワゴンを予想したCGで、公式のものではありませんが、「ファストバックワゴン」はこんな感じになるのかもしれません。
クアドリフォリオは1000ps!?
EVとなる新型ジュリアにも、高性能グレード「クアドリフォリオ」が用意されます。最高出力は約1000psになるそうです。おそらくマセラティ グラントゥーリズモ フォルゴーレのパワートレインが流用されるのだと思います。よって全輪駆動になる可能性が高いです。
また、航続距離は700kmになるとインパラート氏は示唆しています。これはステランティスのSTLAプラットフォームを利用する次期プジョー 3008 EVと同様の数値なので、ジュリアも同じプラットフォームを使うのでしょう。
ジュリアEVには800Vのアーキテクチャーが用いられ、実質的なバッテリー充電(おそらく全容量の8割程度)は18分以内に完了するそうです。
ジュリアは2番目のEVとして登場
アルファロメオにとって最初のEVは、BセグメントのSUVになる予定です。これは2024年に発売されます。また、このモデルにはICE(内燃機関)を搭載したグレードも用意されるようです。おそらくジープ アベンジャーの兄弟車でしょう。
その後2025年に新型ジュリアEVが登場し、翌年にステルヴィオのEVが続くと見られています。そして2027年には、ポルシェ タイカンやテスラ モデルSに対抗する大型セダンのEVが登場し、アルファロメオのEVラインナップが完成する予定です。
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