アルファロメオ トナーレがついに登場。PHEVもラインナップ!
アルファロメオ トナーレが、ついに正式発表されました。
アルファ待望のコンパクトSUVには、PHEV(プラグインハイブリッド)仕様も用意されています。
今回はトナーレの概要をご覧ください。
アルファロメオ トナーレの概要
エクステリア
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全長は4,530mm、全高は1,600mmとなっています。
インテリア
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後席の画像が公開されていないのが残念です。
シャシー
アルファロメオによると、トナーレのステアリングギア比は13.6:1であり、このクラスの車で最もクイックなのだそうです。
ブレーキにはブレンボの4ピストンキャリパーを装備。
ショックアブソーバーは機械式の減衰力自動調整機能を備えたコニのFSDを標準装備。オプションで電子制御のアダプティブダンパーも装着できます。
機械式のリミテッドスリップデフ(LSD)は装着されていませんが、代わりにブレーキLSDが搭載されているようです。
パワートレイン
ガソリン車は1.5リッター・直列4気筒ターボで、48Vマイルドハイブリッドと組み合わされています。
ベーシックモデルのエンジン出力は130ps、VGT(可変ジオメトリターボ)を搭載する上級モデルのエンジン出力は160psで、マイルドハイブリッドの電気モーターは21psを発生します。
トランスミッションは7速DCT。駆動方式はFWD(前輪駆動)もしくはAWD(全輪駆動)です。
北米では2.0リッター・直列4気筒ターボのガソリン車も用意されます。
このエンジンは260psを発生し、9速ATと組み合わされます。駆動方式はAWDのみです。
また、ヨーロッパでは130psのディーゼル車も用意されるようです。
PHEVは前輪を駆動する1.3リッター・直列4気筒ターボ「MultiAir」エンジンと、後輪を駆動する電気モーターという構成で、システムの総出力は275psとなっています。
0-100km/hは6.2秒となかなかの俊足。
搭載されているバッテリー容量は15.5kWhで、60kmのEV走行が可能です。
NFT
トナーレのユニークな装備として、NFT(非代替性トークン)を利用した車両データの記録システムが挙げられます。
おそらくNFTを利用した整備簿のようなものでしょう。
これにより車両が適切に保守されていることが証明でき、車両残価を高めるために役立ちます。
価格・発売日
価格はまだ公表されていませんが、米国では30,000ドル台半ばから後半になるとの見通しです。
トナーレはBMW X1やアウディQ3、メルセデス・ベンツ GLAのライバルとして開発された車なので、それらと同等かやや安いくらいの価格設定になると思います。
欧州では2022年夏に、英国では2022年9月に、米国には2023年第1四半期に発売される予定です。
日本導入時期は不明ですが、米国よりも後になる可能性が高いと思います。
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