ジープ アベンジャー 小さなジープがEVで登場
ジープが新型EV「アベンジャー」を発表しました。レネゲードよりも小さなモデルで、開発中のプロトタイプは通称ベビージープと呼ばれていた、Bセグメントの車種です。
今回はジープ アベンジャーの概要をご覧ください。
更新情報
4×4コンセプトのエクステリア画像と4×4のパワートレインに関する情報を追加し、アベンジャーの新たな画像や情報も追加しました。(2022/10/18)
ジープ アベンジャーの概要
エクステリア
画像をクリック(タップ)すると拡大できます。
アベンジャー 4×4コンセプト
インテリア
シャシー
STLA Smallプラットフォームを採用しています。
JeepのSUVということで、走破性は一級品です。最低地上高は200mm! アプローチアングルとランプブレイクオーバーアングルそれぞれ20°、デパーチャーアングルは32°も確保されています。これらの数値はセグメントトップのレベルだとJeepはコメントしています。
ちなみにアベンジャー 4×4は、アプローチアングルとランプブレイクオーバーアングルが21°に、デパーチャーアングルが36°に改善されています。
パワートレイン
標準モデルのアベンジャーには、115kW(156ps)・260Nmを発生するモーターが1つ、フロントに搭載されています。システムの電圧は400Vです。
バッテリー容量は54kWhで、前後シート下とセンタートンネルに搭載されています。
航続距離は400km(WLTP複合)ですが、都市部のみの走行ならば550kmも走れるとJeepは主張しています。
100kWの急速充電ならば、バッテリー残量20%から80%までわずか24分でチャージ可能です。なお11kWで充電する場合は、フル充電まで5.5時間かかるそうです。
ICE(内燃機関)搭載のモデルも用意されると見られています。エンジンは1.2リッターのPureTechが搭載される見込みです。
アベンジャー 4×4のパワートレイン
4×4の詳細はまだ公表されていないのですが、前後にモーターを搭載するデュアルモーターセットアップで、最高出力300ps以上、最大トルク500Nm以上になると言われています。
ただしパワーと重量が増大した分、航続距離は標準モデルから若干悪化するものと思われます。
価格・発売日
価格に関する情報はまだありません。
ジープ アベンジャーの実車は、2022年10月17日に開催されるパリ・モーターショーでお披露目されました。発売は2023年初頭で、欧州の一部市場では既に受注を開始しているようです。デリバリーは2023年第1四半期に開始されますが、日本導入時期は不明です。
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