KTM X-Bow GT-XR キャノピーが付いたX-Bowのロードカー

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KTM X-Bow GT-XR

KTMX-Bow GT-XRを発表しました。
X-Bowはもともとオープンカーで、クローズドルーフのモデルは、これまでレーシングカーのGTXやGT2しかラインナップされていませんでした。そのロードカー仕様がGT-XRというわけです。

今回はX-Bow GT-XRの概要をご覧ください。


X-Bow GT-XRの概要

エクステリア

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KTM X-Bow GT-XR Front corner
KTM X-Bow GT-XR

KTM X-Bow GT-XR Full open
ドアは無く、ルーフとウィンドウがキャノピーのように開く。

KTM X-Bow GT-XR Front
佇まいは完全にレーシングカーだが、公道走行可能だ。

KTM X-Bow GT-XR Side
横から見るとル・マンプロトタイプのようなデザインだ。

KTM X-Bow GT-XR Wheel
フロントブレーキキャリパーは8ピストンという巨大なもの。

KTM X-Bow GT-XR Front fender
カーボンをむき出しにすることで加飾代わりにしている。

KTM X-Bow GT-XR Rear top
リアウィンドウは無く、エンジンフードにルーバーがあるのみ。

KTM X-Bow GT-XR Engine and luggage
エンジンの前には160リッターの収納コンパートメントがある。

KTM X-Bow GT-XR Rear
GT2マシンと比べると、リアウイングは小ぶりになった。

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インテリア

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KTM X-Bow GT-XR Cockpit
KTM X-Bow GT-XRのコクピット。カーボンファイバーに包み込まれているのような感じだ。

KTM X-Bow GT-XR Seat
シートもレーシーな形状だ。シートベルトは4点式。

レーシーなデザインの車内ですが、スマホの置くだけ充電やUSB-Cポート、Bluetoothオーディオなども装備されているそうです。また、ステアリングは取り外すことができます。

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シャシー

KTM X-Bow GT-XR Cornering

車体はカーボンファイバーモノコックとスチール製のチューブラーフレームで構成されています。車重は乾燥重量で1,130kg、装備重量でも1,250kgしかありません。

電動のプログレッシブ・パワーステアリングと、車高を上げるリフトシステムがあるため、日常の使用でも問題無いとKTMはコメントしてします。
ブレーキはフロントに8ピストンのモノブロックキャリパーと365Φのスチール製ディスクローターを、リアに4ピストンキャリパーと356Φのスチール製ディスクローターを装備。これでも軽量な車体には十分すぎるほどの制動力を発揮するはずですが、カーボンセラミックブレーキもオプションで用意されているそうです。
ショックアブソーバーはザックス製ダンパーを装着しています。

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パワートレイン

KTM X-Bow GT-XR Acceleration

エンジンはアウディ製の2.5リッター・直列5気筒ガソリンターボです。最高出力は500ps、最大トルクは581Nmを発生します。
トランスミッションは7速デュアルクラッチ。リミテッドスリップデフを介して後輪を駆動します。

パフォーマンスは、0-100km/hが3.4秒。最高速は280km/hです。
燃料タンク容量が96リッターと大きいのもポイントです。エンジンはアウディ RS3のものと同じですが、車体がRS3よりもはるかに軽いため、航続距離は965kmに達するとKTMは主張しています。

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価格・発売日

価格は284,900ユーロです。記事執筆時点のレート(1ユーロ=143.88円)で日本円に換算すると、およそ4,100万円となります。

生産台数は年間100台ほどと予想されています。なお、2023年モデルに関しては既に完売済みだそうです。

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