アストンマーティンが新型ヴァンテージを発表しました。ビッグマイナーチェンジですが、アストンマーティンは「この車名の74年の歴史の中で、最もドライバーにフォーカスした最速のヴァンテージ」だと語っています。実際、エンジンもシャシーも大幅に改良されました。
今回は新型ヴァンテージの概要をご覧ください。
新型ヴァンテージの概要
エクステリア
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アストンマーティン 新型ヴァンテージ
顔つきは3代目ヴァンテージに近い印象になり、先祖返りした感じ。
グリルが大型化され、ラジエターへのエアフローは50%も増加した。スプリッターも大きい。
ロングノーズ・ショートデッキのスポーツカーらしいプロポーションだが、新型はより塊感が強くなった気がする。
ホイールは21インチ。フロントのブレーキディスク径は400mmだ。
テールランプは旧型を引き継いでいる。
インテリア
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新型ヴァンテージのコクピット
10.25インチのインフォテイメント・ディスプレイが装備された。
スタート/ストップボタンも上質
Bowers & Wilkins製の15スピーカー、1,170ワットのシステムはオプション。
スポーティーなカーボンバケットシート。
シャシー
フロントクロスメンバーは再設計され、リアストラットタワーは左右間の横方向の強度が高められました。そしてビルシュタインのDTXアダプティブダンパーが装着され、パワステやESPなどの電子制御システムと組み合わせることで、プログレッシブなボディコントロールを可能にしています。
ブレーキはフロントが400φのディスクに6ピストンキャリパーの組み合わせ、リアは360φのディスクに4ピストンキャリパーの組み合わせです。カーボンセラミックブレーキもオプションで用意されており、装着すればバネ下重量を27kg分削減することができます。
タイヤはミシュラン パイロットスポーツ5S。フロントは275/35、リアは325/30です。ホイールは21インチの鍛造品を装着しています。
パワートレイン
4.0リッター・V型8気筒ガソリンツインターボは、最高出力665ps、最大トルク800Nmを発生します。カムプロファイルの変更や圧縮比の最適化、ターボチャージャーの大型化、冷却性能の向上などにより、先代モデル比で155ps・115Nmもパワーとトルクがアップしました。
トランスミッションはZF製の8速オートマチック。駆動方式は後輪駆動です。0-100km/hは3.5秒で、ローンチコントロールも用意されています。最高速は325km/hです。
価格・発売日
価格はまだ公表されていません。
新型ヴァンテージは2024年第2四半期にデリバリーが開始されます。
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