デイリーF1ニュース(2017年8月26日号)ベルギーGP フリー走行2・3の結果

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最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • ベルギーGP フリー走行2・3の結果
  • ニキ・ラウダ「アロンソに同情しない」
  • レッドブル、トロロッソに失望

それではご覧ください。


ベルギーGP フリー走行2・3の結果

フリー走行2の結果
フリー走行3の結果

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ニキ・ラウダ「アロンソに同情しない」

ニキ・ラウダ(写真は2014年のもの)

画像の出典: By AngMoKio (Own work) [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

メルセデスF1ノン・エグゼクティブ・チェアマンを務めるニキ・ラウダ氏は、フェルナンド・アロンソの現在の境遇には同情しないそうです。

「彼は多くの金が欲しかったから、マクラーレンにいるんだろう?」とラウダ氏。アロンソの境遇については「まったく何も思わない」としています。

まあ、現役時代のラウダ氏は、レース資金のために自身の生命保険を担保に入れてしまうような人でしたから、「マシンが遅いくらいで何だ!」という気持ちがあるのでしょう。

ラウダ氏がF1引退後に経営していた航空会社(ラウダ・エア。後にオーストリア航空に合併された)は、一度倒産の危機に陥ったのですが、そのときラウダ氏は資金を得るためにマクラーレンから現役復帰し、84年には3度目のタイトルを獲得しています。
現役復帰の際にスポンサーのマールボロに要求した契約金は巨額だったそうですが、きっちり結果を残したのです。
レーシングドライバーとしては、まさにプロ中のプロなわけですね。
「文句を言わず結果を出せ」と、ラウダ氏は言いたいのだと思います。

Source: Lauda: 'Alonso and McLaren was all about the money!’ | en.f1i.com

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レッドブル、トロロッソに失望

レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコ氏は、トロロッソの投資収益の低さに失望を隠せません。

レッドブルがミナルディを買収したのは2005年。
その後チーム名をトロロッソに変え、レッドブルの若手を育成するジュニアチームとして機能してきましたが、優勝は2008年のモンツァでセバスチャン・ベッテルが上げた1勝のみですし、コンストラクターズランキングでも、2008年の6位が最上位であり、レッドブルに次ぐ位置にまでは来れていません。

「レギュレーションで他チームと同一シャシーを使うことが認められたため、チームを買収した」とマルコ氏。「だがそれは変更された」

各チームがオリジナルシャシーで参戦しなければならなくなったため、コストが目論見通りには減らなかったのです。

「トロロッソには大きな投資をしたが、それがポイントという具体的な形になっていない」

「技術的な失敗と同様に、ドライバーとチームはミスを犯すものだ。車とパッケージはコンストラクターズ・ランキングで5位を得るのに十分だろうが、彼らはそれをできていない」

レッドブルはトロロッソの売却も視野に入れていたそうですが、リバティ・メディアがF1を買収したために、売却話は保留になっているそうです。
リバティ・メディアは、F1の分配金をより公平に配分しようとしています。

それにしても、レッドブルのような巨大企業であっても、F1チームを2つ保有するのは厳しいのですね。
トロロッソは比較的活躍している方だと思うのですが、それでも収入が不足しているようです。
ザウバーが実質的にフェラーリのジュニアチームになろうとしていますが、それもいつまで続くかわかりませんね。
分配金を下位チームに手厚く配分しないと、さらにチーム数が減ることになるでしょう。

Source: Marko frustrated with lack of return on Toro Rosso investment | en.f1i.com

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前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年8月25日号)ベルギーGP フリー走行1の結果

翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年8月27日号)ベルギーGP 予選結果

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