BMW M2クーペは先代M3より速いが……シビックより遅い。

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BMW M2クーペ_外観

BMW M2がニュルブルクリンクで7分58秒を記録。先代M3のタイムを7秒上回ったそうです。

BMW M2クーペ、ニュルで7分58秒…先代 M3 超えた - response

でも新型シビックタイプR7分50秒63というタイムを既に出しています。価格帯的にシビックタイプRよりも上で、しかもスポーツ性をウリにしているBMWが、格下の車に劣るタイムをわざわざ発表するのは逆効果としか思えません。
なぜBMWはM2のタイムを公表してしまったのでしょうか?

画像の出典: automobilemag.com


サーキットでタイムが出る車=レーシングカーに近い車

新型シビックタイプR_外観

画像の出典: carscoops.com

タイムを更新するだけなら、レーシングカーに保安部品をつけただけの車を販売すれば事足ります
けれどそんな車は、よほどのマニアでなければ買いません
なのでニュルのタイムを声高に喧伝するような車は、ラインナップにエボリューションモデルを設定してタイムアタックを行います。
GT-R NISMO」や「ポルシェ911GT2」などが、その典型ですね。

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タイムと快適性は引き換え


新型シビックタイプRのタイムアタック映像を再生すると、まず凄まじいロードノイズに驚かされます。
おそらくかなりのハイグリップタイヤを履いているのでしょう。サスペンションもかなり硬そうです。

シビックタイプRは典型的なエボリューションモデルですから、タイム向上のために快適性を大幅に削っています。

最近のM Gmbhはコンフォート寄り

M2クーペの試乗レポートが無いのでハッキリしたことはわかりませんが、内装写真などを見るかぎりでは、最近のM社のトレンドに則った味付けが施されているように見受けられます。
すなわち「コンフォート性を犠牲にせず、サーキットでも楽しめる車」です。
現行のM3やM4と、同じ路線ですね。

そもそも純粋に速さを追求するならば、直6なんて積みません。
一度はV8を積んだM3を直6に戻したのは、サーキットのラップタイムを重視しないという考え方の現れでしょう。

なぜM2クーペのタイムを発表したのか?

ならタイムを発表しなきゃ良かったのに……と思うのですが、M2クーペにエボリューションモデルが用意されているならば、話が変わってきます

例えば「M2 CS」のような車が今後出てくるならば、ベースモデルとのタイム比較により、どのくらい性能が向上したかをハッキリと示すことができるからです。

ちなみに「M3 CSL」のタイムは7分50秒、そのベースモデルである「E46 M3」のタイムは8分22秒でした。
M2クーペのエボリューションモデルに期待したいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

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