新型メガーヌRS ルノー・スポール渾身のホットハッチ

Renaultの新車情報

新型ルノー・メガーヌRSの詳細が明らかになりました。
4代目メガーヌをベースとする新型メガーヌは、シビックタイプRVWゴルフGTIといったライバルに対抗できるポテンシャルを備えているのでしょうか。

今回は新型メガーヌRSのスペックや画像などをまとめてみました。


新型メガーヌRSの概要

エクステリア

新型メガーヌRS
ワイドになったボディは迫力満点だ。
チェッカー模様をイメージしたフォグランプ。
フェンダー後端の空力処理も本格的。
シビックタイプRとは異なり、空力付加物は少なめ。
リアスポは中央部分が切り欠かれている。
マフラーはセンター1本出し。
レーシングカーのようなディフューザーが装着されている。

フロントは標準メガーヌ比で60mm、リアは同45mワイドになっています。

リアにはRSならではのスポイラーとディフューザーが装着されている他、フロントのフォグランプはチェッカー柄を模したものです。

ホイールはスポーツシャシーが18インチ、カップが19インチを標準装備します。
タイヤサイズはスポーツが235、カップが245です。

また、新しいボディカラーとして「ボルカニック・オレンジ」が追加されています。
この色の開発には1年半もかかったそうです。

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インテリア

新型メガーヌRSのインテリア
ポートレートスタイルのタッチスクリーンが目を引く。
シフトノブ。各部の質感は高そうだ。

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シャシー

新型メガーヌRSには、後輪操舵システムの「4Control」が搭載されています。
後輪の向きを2.7°まで変えることができる4Controlは、低速域では前輪と逆方向に操舵することで回頭性を高め、高速域では前輪と同じ方向に操舵することで安定したレーンチェンジを可能にする技術です。

メガーヌRSではロール時にスタビライザー的に機能させることで、よりリアタイヤのグリップを使えるようなセットアップを可能にしています。

ディファレンシャルは、カップシャシーが機械式、スポーツシャシーは電子制御LSDです。

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パワートレイン

エンジンは1.8リッター・直列4気筒ガソリンターボです。
280ps・390Nmというパワー・トルクは、ライバルたちと比較するとやや控えめに見えます。
最大トルクは2400〜5000rpmの間で発生し、6000rpm時に最高出力を発生、レブリミットは7000rpmです。

このエンジンはアルピーヌ・A110に使われているものと同じですが、ターボとシリンダーヘッドは変更されました。
開発にはルノー・スポールF1チームも関与しているようです。

ギアボックスは標準が6速マニュアル・トランスミッション(MT)、オプションでデュアル・クラッチ・トランスミッション(ルノーでの呼称はEDC)を選択できます。

0-100km/hは5.8秒。
最高速はMT仕様で254km/h、EDC仕様で250km/hとなっています。

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価格・発売時期

英国価格は27,495ポンドからとなっています。
1ポンド=150円換算だと、およそ412.4万円です。
カップシャシーへのアップグレードには1,500ポンド(同22.5万円)かかります。

ヨーロッパでは2018年7月からデリバリーが開始されるようです。
日本市場への導入時期は不明ですが、ルノー・スポールにとって日本は5番目に大きいマーケットだそうなので、意外と早く発売されるかもしれません。

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