ジャガーE-Pace 新型ミッドサイズSUVはデザイン最優先!?【7/14更新】
ジャガーがミッドサイズの新型SUV「E-Pace」を開発中です。
登場すればアウディQ3やBMW X1、メルセデス・ベンツGLAなどのライバルとなります。
最近のSUVブームを受け、自動車メーカー各社からSUVのリリースが相次いでいますが、それゆえに差別化が難しくなってきました。
そこでE-Paceは徹底したデザイン重視路線をとるつもりのようです。
開発車両のスパイショットから、E-Paceのスタイリングを見ていきましょう。
2017年7月14日追記
Eペースがついに正式公開されました。詳しい情報と画像は以下のリンク先をご覧ください。
更新情報
ティザー画像と価格・発売時期の情報を追加しました。(2017/06/21)
最新のスパイショットと、インテリアのスパイショットを追加しました。(20170405)
トップ画像の出典: autoevolution.com
ジャガーE-Paceの概要
現在販売中のF-Paceは、ジャガーの販売台数の30%を占める主力モデルに成長しました。
F-Paceの成功に気を良くしたジャガーは、電気自動車のI-PACEや、大型SUVのJ-Paceなど、複数のSUVを並行して開発していますが、さらにE-Paceも加わることになりました。
ジャガーのデザイナーであるイアン・カラム氏は、「スポーツカーのルックスとジャガーのパフォーマンスを組み合わせることで、E-Paceのすばらしさが保証される」と述べています。
エクステリア
最新のスパイショット(2017年3月撮影)
テールゲートがかなり傾斜していますね。
角度だけ見るとアウディQ8のようなクーペSUV並です。
これだけ傾斜していると、後席やラゲッジスペースの広さがかなり犠牲になるはずですが、それでもデザインを重視するのがジャガー・ブランドの方針なのでしょう。
インテリア
インテリアのスパイショットです。巨大な液晶ディスプレイが目を引きますが、その後ろのエアコン吹出口が隠れてしまっているので、液晶はおそらく開発用に取り付けただけのものでしょう。
エンジン・シャシー
E-Paceはランドローバー・ディスカバリー・スポーツとプラットフォームを共有しています。
ディスカバリー・スポーツが実用性を重視したSUVなのに対し、E-Paceはデザイン重視のスペシャリティSUVになりそうです。
エンジンは新型の2.0リッター・直列4気筒「インジニウム」エンジンが搭載されます。ガソリンとディーゼルの両方がラインナップされる予定です。
また、廉価グレードには直列3気筒、最上級グレードにはハイブリッドが投入されます。
価格・発売時期
ワールドプレミア(お披露目)は7月13日の予定です。
開発は急ピッチで進んでおり、2017年末には早くも発売されると見られています。
遅れたとしても2018年初頭にはデリバリーが開始されるでしょう。
価格は38,600ドルからとなります。
1ドル=110円換算だと、424.6万円ですね。
ライバルとなるBMW X1は405万円〜、アウディQ3は369万円〜なので、E-Paceはかなり強気な値付けですね。
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