スバルが2018年中にプラグインハイブリッドを発売すると名言!

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スバルが今年後半にもプラグインハイブリッド(PHEV)を投入するそうです。
同社の代表取締役専務執行役員である日月丈志(たちもり たけし)氏が明らかにしました。
また、EV開発に関しても動きがあったようです。

しかしスバルの電動化戦略には、一抹の不安があることも事実です。
今回はそちらについても触れてみました。


スバルの電動化戦略

プラグインハイブリッド

同社初となるPHEVは、トヨタ・プリウスPHVから、多くのシステムを流用したものになりそうです。

プリウスPHV

しかしエンジンは横置きではなく、スバルの縦置きレイアウトを維持します。

「今年導入するわれわれのプラグインハイブリッドには、可能な限りトヨタの技術を使用している」と日月氏。「われわれは巨大な研究開発には従事することはできない」

スバルの研究開発予算(1300億円)はトヨタ(1兆600億円)の約12.3%でしかないため、独自のPHEVシステムを作り上げるのは不可能です。
プリウスPHVのシステムをスバルが活用するのは、当然の選択といえるのかもしれません。

プリウスPHVには、8.8kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載されており、40kmのEV走行が可能です。
スバルのPHEVも、おそらく同様のスペックになると思われます。

具体的にどの車種にPHEVが追加されるかはまだ不明ですが、ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)規制が導入されている州(カリフォルニア州やニューヨーク州など)から投入されるということで、日本での発売は来年にズレ込むかもしれません。

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電気自動車

日本ではトヨタが音頭を取り、マツダデンソーがそれに応じる形で、EVベンチャーが設立されました。

そのEVベンチャー「EV Common Architecture Spirit Co.」には、その後スズキダイハツ日野などもエンジニアの派遣を決定し、EV日本連合といえる陣容になっています。

スバルは出資していないものの、エンジニアを5名派遣することになったそうです。

「基本的な技術基盤があれば、自動車メーカーが資源を浪費せずに済むだろう」と日月氏。

「日本の自動車メーカーは、内燃機関の技術に精通しています。しかし電化の新しい世界になると、お互いに多くを学ぶことができる」

すべての自動車メーカーには危機感がある。バッテリー技術がどのように進化するのか、それをどのように扱うべきか、それをエネルギー源として使用する最良の方法が何であるかがわからないからだ

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スバルの電動化戦略につきまとう不安

スバルの企業規模からすると、トヨタの戦略をフォローするやり方が当面は正しいでしょう。
しかし長期的に見ると、そのやり方でスバルの商品を他社のものと差別化できるかはわかりません。

特にスバルはデザインや質感で優位性を築いてきたのではなく、水平対向エンジンシンメトリカルAWDといった、技術を売りにしてきた会社です、
技術面で差が無くなったときに、スバルが生き残れるかどうかはわかりません。

最近のスバルは「アイサイト」をセールスポイントにしていますが、他社も似たようなシステムを導入しており、独自性や優位性は薄れつつあります。
「走り」でも最近は他社に遅れを取っていますし、スバルならではのものを何か用意しないと、ブランドの存在感は徐々に失われていくでしょう。

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Source: To electrify, Subaru leans on its friends | autonews.com

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