デイリーF1ニュース(2018年2月18日) メルセデス、マクラーレンとルノーを警戒

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • メルセデス、マクラーレンとルノーを警戒
  • ストロール「クビサの存在が助けになる」
  • アゼルバイジャンGPの経済効果が判明

それではご覧ください。


メルセデス、マクラーレンとルノーを警戒

メルセデストト・ヴォルフは、エンジンをスイッチしたマクラーレンと、そのマクラーレンにエンジンを供給しているルノーを警戒しているようです。

「(マクラーレンとルノーは)どちらもリスペクトする必要のあるモーターレーシングの最高峰であり、トップドライバーたちだ」とヴォルフ。

「われわれはフェラーリ、レッドブル、マクラーレンそしてルノーを警戒している。彼らはチャンピオンシップを争う力があり、その内のいくつかはわれわれを驚かせるだろう」

「われわれは謙虚さを保ち、これら全てのチームとの競争を予想している」

リップ・サービスなのか、それとも本気なのかはわかりませんが、メルセデスがさらなるエンジンのパワーアップに成功したといわれている中で、ヴォルフの挙げたチームがシルバーアローに勝つのは並大抵のことではないでしょう。

Source: Mercedes taking McLaren and Renault threat “seriously" | motorsport.com

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ストロール「クビサの存在が助けになる」

ウィリアムズランス・ストロールは、リザーブドライバーとして加入したロバート・クビサが、チームにとって大きな助けになると考えています。

「われわれにとって素晴らしいことだよ」とストロール。「チームにとって素晴らしいことなんだ」

「ロバートがF1の経験が豊富だから、シミュレーターと実際の車の相関関係から、正しい方向に導く手助けになる」

「何回かFP1を行うことが、本当に助けになると思うよ」

クビサは現レギュレーションのF1マシンにも乗ったことがありますし、F1チームの仕事にも精通していますから、ストロールの言うようにウィリアムズチームの力になれると思います。
ただ、FP1を走るのが3回だけというのはいかにも少ない。
もっと乗せてあげてもらいたいですね。

ちなみにクビサは、WEC(世界耐久選手権)ジネッタLMP1で参戦するマノーのテストに参加するそうです。
ドライバーとしてWECに参戦するかどうかはわかりません。

Source : Kubica can help Williams move 'in the right direction’ – Stroll | en.f1i.com

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アゼルバイジャンGPの経済効果が判明

コンサルティング・ファームのプライス・ウォーターハウス・クーパース(PwC)によると、バクーで開催されたアゼルバイジャンGPの経済効果は2億7730万ドルだったそうです。

この数値には、様々なプロフェッショナル・サービス、ホテルおよび宿泊サービス、ケータリング、交通機関、社会的サービスなど、バクーでのF1開催に連動した、それぞれの分野における費用の直接的および間接的な結果が組み合わされています。
農業、郵便、電気通信、卸売業、電力、ガス、水道なども含まれているようです。

アゼルバイジャンGPの恩恵をもっとも受けているのは、ホテルやレストラン、交通サービスなどの観光産業だそうです。
これらはグランプリの開催中に、2270万ドルもの影響を受けたとPwCは報告しています。

F1の開催権料は莫大ですが、それに見合うだけの経済効果もあるようですね。
鈴鹿で開催されている日本GPも、国内で推定293億円(2006年)の経済効果があるそうなので、行政が開催を支援する意味は十分にあるといえます。

Source : Volume of revenues from F1 races revealed | azernews.az

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