デイリーF1ニュース(2018年2月20日) ヒュルケンベルグ「ルノーにはまだ2-3年必要」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ヒュルケンベルグ「ルノーにはまだ2-3年必要」
- ソチ・オートドロームがコース改修を検討中
- フェラーリのカラーリングに変化?
それではご覧ください。
ヒュルケンベルグ「ルノーにはまだ2-3年必要」
ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、同チームがこれまでにしてきた投資が真価を発揮するには、まだ2-3年かかると考えているようです。
「レッドブルやメルセデスのレベルに達するには、多くの時間がかかる」とヒュルケンベルグ。
「現在建設中の現代的なファクトリーへの投資などは、その恩恵が出てくるまでには2-3年かかる。全てが終わっておらず、動き出していなくても、僕たちはそれを理解している」
「これらは長い準備期間を要する。それはどこのチームでも同じだ。メルセデスを見てみよう。彼らが強くなるまでどの程度の月日を要したか、そして今はどうかということをね。レッドブルだって同じさ」
ルノーのマネージング・ディレクターであるシリル・アビテブールは、今年を勝負の年だと以前言っていたように記憶しているのですが、予定が変更になったんですかね。
現行レギュレーション中にルノーは表彰台の頂点に立てるんでしょうか。
Source: Hulkenberg: Renault still needs two/three years | motorsport.com
ソチ・オートドロームがコース改修を検討中
ロシアGPの開催地であるソチ・オートドロームは、オーバーテイクが困難なコースレイアウトのために、退屈なレース展開になりがちでした。
そのうえタイヤの劣化が少ないのでピットストップでの波乱も起きづらく、レースにスペクタクルが欠けていたのです。
そこで新しく就任したロシアGPのプロモーターは、ソチのコース改修を検討しています。
しかしコースレイアウト自体を変えることは難しいため、路面のアスファルトの種類を変えたり、コーナーを広げたりすることでオーバーテイクを増やせないかと考えているようです。
特にアスファルトの変更はタイヤの劣化にも影響があるため、全体的に柔らかくなった新しいピレリタイヤとの組み合わせにより、波乱が巻き起こるかもしれません。
しかし2018年のロシアGPには、残念ながら間に合いそうにないようです。
ランオフエリアが少ないソチは、バトルがスリリングで見る分には楽しいので、早いところオーバーテイクできるようにしてもらいたいですね。
Source : F1 working with Russian GP bosses on possible Sochi track changes | autosport.com
フェラーリのカラーリングに変化?
スクーデリア・フェラーリといえば、昔は血の色のような暗めの赤色だったのですが、いつの頃からか(97年?)ピンクがかったマールボロ・レッドに変更されてしまいました。
そのフェラーリのカラーリングが、かつての赤色に戻るかもしれません。
また、スポンサーのサンタンデール銀行が撤退したために、白色の面積が縮小もしくは消滅すると見られています。
その代わりフィリップ・モリスの電子タバコであるIQOSをイメージさせるカラーリングとして、グレーの面積が増えるようです。
ただしIQOSのような電子タバコに関しては、車体にロゴを表示できるかどうか議論があります。
おそらくロゴ表示は不可能だと思うので、これまでのフィリップ・モリスの広告戦略と同じく、カラーリングでイメージを伝えるにとどまるでしょう。
Source : Ferrari rumored to have made a few colors changes to 2018 car | en.f1i.com
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。