デイリーF1ニュース(2018年3月4日) マグヌッセン、将来はインディカーに?
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- マグヌッセン、将来はインディカーに?
- 2019年のフォーミュラE・モナコはフルコース開催
- F1は音楽も新しいテーマに変更
それではご覧ください。
マグヌッセン、将来はインディカーに?
フェルナンド・アロンソはトリプル・クラウン(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間)の獲得を目指して、昨年のインディ500に挑戦しましたが、ケビン・マグヌッセンもインディ500に興味があるようです。
彼はそのためにフルタイムのインディカー・ドライバーとなることまで考えているのだとか。
「(インディカーへの参戦を)私はしたいと思っている」とマグヌッセン。「F1を脇に置いてやろうとは思わないけど、インディカーに挑戦したいんだ」
「インディカーへの参戦は、夜に夢見ることのひとつだ。本当に私を変えるものだと思う」
「F1と同時にはやらないだろう。それはしたくない。完全に集中する必要があると思うし、インディ500なら尚更そうだ。やるならフルシーズン参戦したいと思っているが、チャンスがあるかどうかはわからない」
「ここ(F1)で15年もレースしたら(インディカーへ)行きたいと思ってるかって? そうかもしれないし、そうでないかもしれない」
マグヌッセンは2015年にマクラーレンのサードドライバーへと降格された際、インディカーのチームであるアンドレッティ・オートスポーツと交渉していたのだそうです。
しかしマクラーレンに妨害され、交渉はまとまらなかったと語っています。
マクラーレンはそれまでは良くサポートしてくれたものの、アンドレッティとの交渉においては「素晴らしい仕事をしなかった」のだそうです。
Source: Kevin Magnussen open to future full-time IndyCar switch after F1 | crash.net
2019年のフォーミュラE・モナコはフルコース開催
モナコGPが開催されるモンテカルロ市街地コースは、F1が開催されるコースの中では、全長がもっとも短いサーキットです。
2015年と2017年に開催されたフォーミュラE モナコ e-Prixでは、さらに短い1.76kmのレイアウトが採用されていました。
1コーナー後のボー・リバージュ(斜度8.1度の登り坂)における電力消費に懸念があったため、フラットな路面を走ってトンネル出口までショートカットするコースレイアウトになっていたのです。
しかしシーズン5からは新型マシンに切り替わるため、レース途中で電欠になる心配は無くなりました。
カジノ前をフォーミュラEマシンが走り抜けていく姿を、2019年には見ることができます。
Source: Full Monaco Grand Prix Circuit to Be Used in 2019 | e-racing365.com
F1は音楽も新しいテーマに変更
F1の新しいロゴが不評であるにもかかわらず、リバティ・メディアは音楽についても新テーマに切り替えようと意気込んでいます。
F1はハリウッドの作曲家であるブライアン・タイラーに、新テーマの制作を依頼したそうです。
タイラーは「アイアンマン3」や「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」「ワイルド・スピード ICE BREAK」などで実績のある作曲家なのだとか。
彼が音楽を手がけた映画は、世界中で120億ドルもの興行収入を稼ぎ出しているそうです。
この新テーマは、F1が新たに提供を開始したライブストリーミングサービスの「F1 TV」で使用されます。
気になるのは、やはりお値段です。
これほどの大物作曲家に依頼するわけですから、さぞやお高いはず……。
F1は売上高が減ったことで、チームは分配金の減少に苦しんでいるのに、リバティ・メディアはのんきなものですね。
Source : Formula 1 faces the music by commissioning new theme | en.f1i.com
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