デイリーF1ニュース(2018年4月20日) ルノー「SAIとHULの間には、まだ実力差がある」

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • ルノー「SAIとHULの間には、まだ実力差がある」
  • レッドブルのエンジン決定期限に関するホンダの見解は?
  • シンガポール航空が地元GPとの契約を延長

それではご覧ください。


ルノー「SAIとHULの間には、まだ実力差がある」

ルノーを率いるシリル・アビテブールは、カルロス・サインツニコ・ヒュルケンベルグの間に、まだ実力差があると見ています。

「彼(サインツ)がニコ(ヒュルケンベルグ)に対し、まだ若干の差があるというのは間違いない」とアビテブール。「しかしそれはニコの強さを示すものだ」

「チームを移ったドライバーをフォローするのはいつも興味深い。なぜなら最初と次を比較することで、グリッド全体の比較を構築できるからだ」

「カルロスがフェルスタッペンにどの程度対抗できていたかを覚えているなら、今のニコがどれほど強いかわかるだろう」

「カルロスには(ヒュルケンベルグとの間に)まだ少し差がある。だが土曜・日曜のどちらにおいても、パニックは全く無い」

「私はカルロスがわれわれの環境で、われわれの風景の中で学び続けること、発展し続けること、そして上手く行けばニコと同等になれることを完全に確信している」

「しかし、カルロスはニコにプレッシャーをかけてもいるのだ。今年のニコは昨年のニコとは違う」

ヒュルケンベルグはいまだ表彰台に上ったことがありません。
しかしサインツとの競争が、ヒュルケンベルグを表彰台へと押し上げるかもしれないですね。

Sainz vs Verstappen F1 comparison 'shows Hulkenberg’s class’ | autosport.com

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レッドブルのエンジン決定期限に関するホンダの見解は?

FIAは来年どのメーカーのエンジンを使用するか回答する期限を、5月15日に定めています。
つまり、期限までもう1ヶ月を切っているのです。

レッドブルが注目しているのは、ホンダのエンジン開発の進捗状況です。
すなわちトロロッソとホンダの提携の成果──レース結果といってもよい──が、来年のエンジンを決定する重要なファクターとなります。

「トロロッソは新しいアイデアを披露してくれたので、私たちは注意深く耳を傾けています」と語るのは、ホンダF1のテクニカル・ディレクターである田辺豊治氏です。

「ちょうどじっくりと話を聞いているところです。一緒に目標を達成すべく、私たちは努力しています」

「今シーズンはトロロッソとの技術提携に焦点を当てています。他のすべてについては、ホンダの経営陣が決断を下します」

レッドブルへの供給については、HRD Sakuraでパワーユニット開発を指揮する浅木泰昭執行役員が、決断を下すのでしょう。
経営陣といってもF1に深く関わっているのは、浅木氏くらいですしね。

Honda keeping Red Bull plans under wraps, but deadline looms | en.f1i.com

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シンガポール航空が地元GPとの契約を延長

シンガポールGPのタイトルスポンサーであるシンガポール航空が、契約を2年間延長しました。
2014年にSingtel(通信会社)に替わってタイトルスポンサーとなったシンガポール航空は、今回の契約延長により、2019年まで地元GPの開催を支えることになります。

新興国の経済成長を機に、F1はアジアでのグランプリ開催を一気に増やしました。
しかし競うようにF1と契約したインド、韓国、マレーシアなどでは、グランプリは既に開催されていません。

シンガポールGPは、日本や中国と同様に、数少ないアジアでの成功例といえます。
隣国マレーシアでのF1開催が昨年かぎりで終了したので、今年はその観客をも取り込み、さらなる賑わいを見せることでしょう。

Source: Singapore Airlines extends title sponsorship of Formula 1 Singapore GP | marketing-interactive.com

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