デイリーF1ニュース(2018年4月28日) アゼルバイジャンGP 予選結果
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- アゼルバイジャンGP 予選結果
- ライコネン、痛恨のミス
- ガスリー「キャリアで一番怖かった」
- ウィリアムズ、好調の要因は「サーキット」
それではご覧ください。
アゼルバイジャンGP 予選結果
フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、ポール・ポジションを獲得しました。
ライコネン、痛恨のミス
キミ・ライコネンは、ラストアタックのセクター1・2で最速タイムを叩き出しました。
しかしターン16で大きく姿勢を崩してポール・ポジションを失い、6番手になってしまったのです。
しかもライコネンはQ2でスーパーソフトタイヤをロックさせてしまったため、決勝レースはウルトラソフトタイヤでスタートせざるを得ません。
予選Q3に進出した10台はQ2でベストタイムを記録したタイヤを履いて、レースをスタートしなければならないルールがあるからです。
イエローフラッグが出なかった場合、ライコネンはスーパーソフトでスタートしたドライバーたちに対し、10周ほど早いタイミングでピットに入らなければならないだろうと、ピレリは予想しています。
ライコネンは非常に調子が良かっただけに、この2つのミスは痛恨です。
Source :Raikkonen’s error leaves Vettel fighting on his own | racefans.net
ガスリー「キャリアで一番怖かった」
予選アタック中にあろうことかチームメイトと衝突しそうになったピエール・ガスリーが、その恐怖を語っています。
「本当に恐ろしかった」とガスリー。「キャリアの中で一番怖かったよ。彼が右に行くのか左に行くのかわからなかったんだ」
ブレンドン・ハートレーはタイヤがパンクしていたのでスロー走行していたのですが、後方から急速に近づいてくるガスリーの存在を知らなかったようです。
「何が起こったのかわからなかったよ。彼(ハートレー)は極端にスローダウンしていた。僕はそのとき320km/h出ていた。率直に言って、彼はほとんど止まっていた。僕は避けようとしたけど、クラッシュは避けられないと思った」
「もしパンクしていたとしても、彼の擁護にはならない。彼がわざとやったとは思わないけど、彼はライン上に居たんだ。僕は彼がライン上に行くかどうか確信できなかった」
「意図的ではないと確信しているよ。でも次は僕たちの車の間に大きなギャップが必要だろう」
これはハートレーのせいというよりも、チーム側がガスリーの接近をハートレーに伝えなかったことによるミスでしょう。
中国のときもセッション中のコミュニケーションミスで同士討ちが起こっているのですから、チームとして対策を立てなければなりません。
Source: Scariest moment of my career admits Gasly | pitpass.com
ウィリアムズ、好調の要因は「サーキット」
予選Q3進出こそ逃したものの、ウィリアムズは久しぶりに好調です。
しかしチームの最高技術責任者であるパディ・ロウは冷静です。
「チームが2台の車をQ2のトップに、そしてほぼQ3という位置につけたことは、チームにとって大きく士気の上がる結果だ」とロウ。
「水面下では車にもオペレーションにも、あらゆる分野で段階的な改善が加えられている」
「しかし一方で、このサーキットはわれわれの車によく合っている。それは去年も同じだった。全体的なパフォーマンスが予選の結果ほど進歩したという錯覚を、われわれは持ってはいない」
もしかすると、トロロッソ・ホンダにも同じことが言えるのかもしれません。
バーレーンの特性が、STR13にすごく合っていただけという可能性もあるからです。
Source: Williams qualifying performance down to circuit, not car – Lowe | en.f1i.com
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