デイリーF1ニュース(2018年6月12日)ペレス「オーバーテイクに必要な差は狂ってる」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ペレス「オーバーテイクに必要な差は狂ってる」
- マクラーレン「ノリスを長期契約では出さない」
- ルクレール「着実に改善している」
それではご覧ください。
ペレス「オーバーテイクに必要な差は狂ってる」
カナダGPでは予選でQ3に進出しながらも、決勝ではカルロス・サインツにぶつけられて順位を大きく落としてしまい、最終的には14位でフィニッシュしたセルジオ・ペレス。
フォース・インディアのマシンは好調に見えましたが、それでも追い上げは叶いませんでした。
「何が起こっているのかわからない」とペレスは困惑気味です。
「Haloのために車がとても重くなっているからなのかもしれないが、追いかけるのがとても難しい」
「オーバーテイクに必要なデルタ(差)は狂ってる。ピレリが何かを劇的にしない限り、我々は今までのような退屈なレースをするだろう」
「私はHaloが重たいのだと思う。といっても本当にオーバーテイクが不可能な理由については、理解していないけどね」
Perez suggests heavy Halo may make overtaking harder | racefans.net
マクラーレン「ノリスを長期契約では出さない」
マクラーレンの契約ドライバーであるランド・ノリスを、ブレンドン・ハートレーの替わりにローン移籍させようとしたトロロッソでしたが、断られてしまいました。
しかしマクラーレンが拒否したのは、2019年にまたがる契約であって、ノリスのローン移籍自体には肯定的なようです。
「ランドが経験を積む機会があるなら、それは我々も検討する」と語るのは、マクラーレン・レーシングのCEOであるザック・ブラウンです。
「ランドはマクラーレンのドライバーだ。彼はここ(マクラーレン)に明るい未来がある。しかし長期契約でどこかに行かせることに興味はない」
フェルナンド・アロンソが来年も走ってくれるか微妙な情勢なので、マクラーレンとしては将来有望なノリスをオプションとして用意しておきたいのでしょう。
ところがトロロッソ=レッドブルが「2019年も」含む契約を提示したため、ご破算になったというわけです。
Source : McLaren open to lending out Norris, but rules out long-term deal | f1i.com
ルクレール「着実に改善している」
戦闘力に劣るザウバーのマシンで今季3度目の入賞を果たしたシャルル・ルクレールは、自信を深めているようです。
「今日は良いレースだった」とルクレール。「結果にはとても満足している。私たちが素晴らしい仕事をした4つめのレースとなった。着実に改善しているよ」
「今日は私たちにとって、たぶん最も難しいレースだった。モナコでのブレーキトラブルから、おそらく最もブレーキに厳しいトラックに来るにあたり、私たちは失敗から学び、とても上手くマネジメントした」
「みんなが成し遂げた仕事とチームを誇りに思うよ。モントリオールでこのトラックを見つけるのはエキサイティングだったし、ここでのドライブを楽しんだよ」
ルクレールはスピードで勝るフェルナンド・アロンソを長らく抑え込んでいたのが印象的でしたね。
最終的にはピット戦略で前に行かれたものの、アロンソがトラブルでリタイアしたため、ルクレールが1ポイントを手にすることになりました。
Source: Another good result, another boost of confidence for Leclerc | f1i.com
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