ポルシェ・マカンがマイナーチェンジ 新旧比較で何が変わったかを検証
ポルシェ・マカンがマイナーチェンジ(M/C)を受け、フェイスリフトされました。
でもテールライト以外は、一見しただけでは変更点がわかりづらいので、M/C前モデルとの比較画像を用意しました。
新型マカンの技術的な変更点と併せてご確認ください。
新型マカン(マイナーチェンジ後モデル)の概要
エクステリアの変更点
フロント周りの変更点はわかりづらい部分が多いです。
ヘッドライトがLED4灯式に変わったり、グリルの上下幅がわずかに狭くなったり、スプリッター形状が変更されたりしていますが、パッと見だと以前のマカンと変わりないように見えます。
ボディ側面の変更点はありません。
20インチおよび21インチのホイールデザインが新しくなっていますが、車体のデザインはそのままです。
リア周りでは、テールライトが水平基調のものに変更されています。
リアバンパーのデザインに変更はありませんが、マフラーフィニッシャーがブラック塗装され、バンパー下部と同色になりました。
新しいボディカラー
新色として、
- Miami Blue
- Mamba Green Metallic
- Dolomite Silver Metallic
- Crayon gray
以上の4色が追加されました。
インテリアの変更点
インフォテイメントシステム(ポルシェ・コミュニケーション・マネジメント。PCM)が更新されました。
センターコンソールのタッチスクリーンが、7インチから11インチに拡大されています。
このシステムは標準で音声認識に対応している他、オフロード走行中にカメラ映像を記録・分析するためのアプリ「Porsche Offroad Precision」も実装されているようです。
インテリアのその他変更点としては、より良い空気を提供するイオナイザーが装備されたことくらいです。
より洗練された走り
シャシーのリセッティング
敏捷性とボディコントロールを改善するため、以前よりも軽量かつ高剛性なスプリングが装備されています。
これによりハンドリングと乗り心地が洗練されたそうです。
ディーゼルは廃止
エンジンに関する正式なアナウンスはまだありませんが、M/C後マカンのエンジンラインナップは、ガソリンエンジンのみとなる予定です。
ガソリンエンジンのラインナップ
2.0リッター・直4ターボモデルには、パティキュレート・フィルターが追加されます。
最高出力に変更は無いようです。
マカンSには、新しい3.0リッター・V6ツインターボが搭載されます。
このエンジンは356ps(欧州仕様)です。
440psを発生する、2.9リッター・V6ツインターボも用意されます。
これはアウディ・RS4と同じエンジンです。
進化した運転支援システム
トラフィックジャムアシストがアップグレードされ、半自動運転(加減速とステアリング制御)で60km/hまで対応可能になりました。
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