デイリーF1ニュース(2018年9月25日)ロシアGPのFP1では4人のリザーブドライバーが走行

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ニコラス・ラティフィ

最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース
本日のニュースは以下の3本です。

  • ロシアGPのFP1では4人のリザーブドライバーが走行
  • マクラーレンはドラッグの問題を解決できるか?
  • ティクトゥム、シューマッハの快進撃に疑念

それではご覧ください。


ロシアGPのFP1では4人のリザーブドライバーが走行

ロシアンタイムズに所属する2人。左がマルケロフ、右が牧野任祐。

ロシアGPのフリープラクティス1では、計4人のリザーブドライバーがステアリングを握ることになりそうです。

マクラーレンは来季のレギュラー昇格が決定しているランド・ノリスを走らせます。
彼はF2のレースにも出場しなければなりませんので、忙しい週末になるでしょう。

ザウバーではアントニオ・ジョビナッツィがFP1に参加します。
同チームは来季キミ・ライコネンと組むチームメイトが、まだ決まっていません。
チームオーナー側はマーカス・エリクソンを残留させたいようですが、フェラーリ(=アルファロメオ)の意向次第では、ジョビナッツィがレギュラーに昇格するかもしれません。

ルノーカルロス・サインツの代わりにFP1を走るのは、現F2ドライバーのアルテム・マルケロフです。
ルノーは来季のドライバーラインナップが既に決定しているため、来年彼が昇格することはおそらく無いと思われます。

フォース・インディアのFP1には、ニコラス・ラティフィが登場します。
彼はセルジオ・ペレスのマシンに乗り込むようです。
彼の父親はマクラーレンの大株主ですが、再来年はラティフィにチャンスが巡ってくるのでしょうか。

Source: Four reserve drivers to take part in FP1 in Sochi – pitpass.com

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マクラーレンはドラッグの問題を解決できるか?

ホンダからルノーにスイッチすることで、成績が好転すると豪語していたマクラーレンでしたが、フタを開けてみれば直線のスピードは相変わらず最下位で、コーナリングパフォーマンスも優勝には程遠い代物でした。

直線でMCL33が遅いのは、空気抵抗(ドラッグ)が大きいためです。
ロシアGPが開催されるソチ・オートドロームには長い直線があるため、マクラーレンにとってはドラッグの改善が急務でした。

「モンツァでテストしたアイデアのいくつかは、ドラッグ改善のためのものだった」と、フェルナンド・アロンソは語ります。「だから次のレース(ロシアGP)で実装されると思う」

「ロシアはうまくいけば、これらいくつかのセットアップを再考する最初の機会となるだろう」

しかしチームのスポーティング・ディレクターであるジル・ド・フェランによると、開発の焦点は来季のマシンに移っているようです。
ドラッグ改善のアイデアも、来季に向けてのデータ取りと見てよいでしょう。

Source : McLaren to address car’s drag weakness in Russia – racefans.net

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ティクトゥム、シューマッハの快進撃に疑念

中央がシューマッハ。右がティクトゥム。

ミック・シューマッハの連勝は「5」でストップしたものの、レッドブルリンクでの最終レースも2位で終えた彼は、選手権のライバルであるダニエル・ティクトゥムに対し、49ポイントもの大量リードを築き上げました。
残りはホッケンハイムで開催される3レースのみですので、ティクトゥムの再逆転タイトルはかなり厳しい状況です。

「オーストリアの週末を言い表す最善の方法はありません」とティクトゥム。

「私は誰であっても人を指差すのは好きではないが、正直言って、この週末は車にペースが無かった。主にセットアップを、車が良かった前回のレースと同様にすると、僕たちは7位から4位へと急激に上昇しました」

「しかしトップ2と比較すると、このグリッドの誰もチャンスを持っていませんでした。トップ2と同じくらい良いドライバーである他のチームメイトたちでさえ、彼らと競える部分はどこにもなかった」

「興味深いのは、彼らのペースをどのように説明するのか、ということです。私はF3パドックの多くの人々が同意してくれると自信を持っています」

「彼ら(プレマ)は特別なエンジンマップか何かを持っているかもしれませんが、私は違法だとは決して言っていません」

「残念ながら私の姓はシューマッハではないので、負ける戦いを戦っています」

ランキング首位から転落したことがよほどショックだったのでしょうが、これは言い過ぎですね。
そもそもモータースポーツはチームスポーツであり、プレマが違法なことをせずに速いマシンを作ったのなら、それを咎められる筋合いはありません。

第一、ティクトゥムはレッドブルの育成プログラムに所属しているドライバーです。
彼だって他のドライバーと比較して恵まれた境遇でレースをしているのですから、こんなことを言うべきではありません。

Source: Red Bull’s Ticktum casts doubt over Schumacher’s sudden wins – f1i.com

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