デイリーF1ニュース(2018年10月2日)ベッテル、自力チャンピオンは不可能だと認める
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース。
本日のニュースは以下の3本です。
- ベッテル、自力チャンピオンは不可能だと認める
- 跳ね馬のトップがユベントスに移籍!?
- クビサ「12月まで待つつもりはない」
それではご覧ください。
ベッテル、自力チャンピオンは不可能だと認める
残り5戦で50ポイントもの大差をつけられたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、自力でのドライバーズチャンピオン獲得が不可能だと認めました。
「明らかに、それは完全に僕たちの手の届かないところにある」とベッテル。「ちょっとした何かが起こることを必要としている」
「しかし、僕たちは常にそこにいることを見据える必要がある。だから、もしそれが3位なら僕たちはそれを取るし、もしそれが勝利なら、僕たちは勝利を得る必要がる」
「残念ながら、僕たちにはそれ以上の手が無い。でも、僕が次のレースを勝てば、そのときは彼らにプレッシャーをかけて、何かを起こさせることができるとまだ考えている」
「それこそ僕たちがフォーカスを当てる必要があるものだ。簡単ではないけど、全てを上手く運ぶ公平なチャンスがあると信じているよ」
ハミルトンがそう何度もリタイアするとは思えませんし、頼みのマシンパフォーマンスも再び劣勢になっていますから、ベッテルの逆転タイトルはもう無理でしょう。
しかも来季はシャルル・ルクレールがフェラーリに加入します。
よってベッテルはタイトル争い云々の前に、まずはルクレールを上回らないといけません。
2018年シーズンが、ベッテルにとって最後のチャンスだったということにならなければ良いのですが。
Source: Title destiny ‘not in our hands”, admits Vettel – racefans.net
跳ね馬のトップがユベントスに移籍!?
スクーデリア・フェラーリを率いるマウリツィオ・アリバベーネが、イタリア・セリエAの強豪チームであるユベントスのCEOに就任するのではないかと、イタリアメディアが報じています。
ユベントスはフィアットのオーナーであるアニェッリ家が所有しているチームです。
そしてアニェッリ家の投資持ち株会社である「エクソール」は、フェラーリとユベントス両方の株式を所有しています。
人事異動と考えるのならばあり得る話です。
アリバベーネは、元々はタバコメーカーのフィリップ・モリス社で働いていた人物です。
フィリップ・モリス傘下のブランド「マールボロ」が、フェラーリのスポンサーを務めているため、F1と接点を持つことになりました。
2014年11月からスクーデリアの指揮をとっているアリバベーネですが、4年目となる今季もタイトルを獲得できそうにありません。
そろそろ体制一新を、と株主が考え始めても不思議ではないのです。
Source : Is Arrivabene about to transfer to another high-profile squad? – f1i.com
クビサ「12月まで待つつもりはない」
ウィリアムズで開発ドライバーを務めているロバート・クビサは、同チームのドライバーが決まるまで、長々と待つ気は無いと語っています。
「昨年のような状況に陥ることは望まない」とクビサ。「誰もが締切と名誉を持つべきだ。まだ決めていないが、それはすぐにすべきだろう。12月まで待つつもりはない」
「F1に上がるときの状況は簡単ではないが、他の場所にいく機会もある。私にとって、それはかなり分かりきったことだ」
「私は待っているが、何も起こらなければ、私の意思で決断するだろう」
ウィリアムズはランス・ストロールのシートだけでなく、セルゲイ・シロトキンのシートも空く可能性が出てきました。
シロトキンのバックボーンであるSMP銀行が、来シーズンの契約がまだ無いことをソチで明かしたのです。
今年はストーブリーグが早々に決着するかと思われましたが、もう少し続きそうです。
Source : Kubica won’t wait indefinitely on Williams decision for 2019 – f1i.com
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