デイリーF1ニュース(2018年10月9日)イタリアメディアが鈴鹿でのフェラーリを酷評

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本日のニュースは以下の3本です。

  • イタリアメディアが鈴鹿でのフェラーリを酷評
  • 元世界チャンピオンがベッテルとハミルトンの違いを分析
  • ハミルトン「モンツァのようなレースをしたい」

それではご覧ください。


イタリアメディアが鈴鹿でのフェラーリを酷評

日本GPでは度重なるミスで6位に終わったセバスチャン・ベッテルフェラーリを、イタリアメディアが手厳しく批判しています。

フェラーリは荒廃している。彼らのストラテジストは間違いを犯し、弱いドライバーはミスから何も学ばず、チームのボスは後退した車と彼のチームを攻撃している。
モンツァ以前に、このような崩壊を想像することは難しかった。

La Gazzetta dello Sport

ドイツ人(ベッテル)は素晴らしいスタートを台無しにする恐ろしいミスを彼のコレクションに加えた。
これらのエラーは、重大な信頼の危機に瀕している4度のチャンピオンの深い混乱の兆しだ。

Corriere della Sera

フェラーリのシーズンが崩壊する中、ハミルトンはファンジオの記録(5度のワールドチャンピオン)に近づいた。

ベッテルは降伏するのに最悪な瞬間を選んだ。そしてフェラーリはチームボスのアリバベーネの下で崩壊し、今や彼は自身のチームを批判している。

La Repubblica

おそらく運が悪かったのかもしれない。しかしセバスチャン・ベッテルがもう何も正しくできないという事実もある。

La Stampa

チームとドライバーだけの問題だ。ベッテルは深刻な危機にある。

Corriere dello Sport

来季からはシャルル・ルクレールが跳ね馬に加わります。
来年もベッテルがミスを繰り返すことがあれば、エースの座はルクレールのものになるでしょう。

ITALIAN MEDIA SAVAGE FERRARI AND VETTEL AFTER SUZUKA MESS – grandprix247.com

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元世界チャンピオンがベッテルとハミルトンの違いを分析

1997年のワールドチャンピオンであるジャック・ビルヌーブが、セバスチャン・ベッテルルイス・ハミルトンの違いについて語っています。

ビルヌーブはスプーンカーブで起こったインシデントについて、「彼(ベッテル)が追い抜こうとしたとき、彼は(マックス・フェルスタッペンから)離れすぎていた」と分析。

「マックスも『どうぞ抜いてください』と言うことはできない。ベッテルは何かを試し、それはダーティーなプレイではなかったが、あまりにもリスキーだった」

「ベッテルは彼のシーズンについて、『ワールドチャンピオンシップの失い方』という本を書くこともできるだろう」

「今年のベッテルとハミルトンの間の重要な違いは、ルイスはアグレッシブにアタックする前に、まず状況について考えている点にある

ハミルトンがここ2~3年で強さを身に着けたのに対し、ベッテルはあまり変わっていないように見受けられます。
ちょっと差をつけられてしまった感じですね。

Villeneuve sees one big difference between Vettel and Hamilton – f1i.com

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ハミルトン「モンツァのようなレースをしたい」

ルイス・ハミルトンは、今年のイタリアGPのようなレースを望んでいるそうです。
モンツァで彼はキミ・ライコネンとの激闘を制して優勝しています。

「モンツァのようなレースをしていたとき、僕にとって、レースは愛すべきものだった」とハミルトン。「それに続く全てのレースが、そうであったらうれしかったね」

「そして、それ(モンツァのようなレース)がどのように起こったのだろうと思った。前の2つのレースで、彼ら(フェラーリ)はとても強かったからだ」

「彼らは多くのパフォーマンスを失ってしまったし、彼らにとって明らかに少し難しい状況だった」

「もちろん、僕は最後まで競争することが大好きだ。全てのレースでモンツァのような戦いを望んでいるし、そうだった他のものも、僕が愛してやまないレースだ」

「しかしそのようなケースばかりではない。そして僕たちがやっている偉大な仕事や幸せから、それを取り除くことはできない」

今シーズン残りのレースは完全に消化試合なので、せめてハミルトンが望むような激しいバトルのあるレースを見たいですね。

Hamilton wants more Monza-style fights with Ferrari – racefans.net

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