デイリーF1ニュース(2018年10月11日)リカルド、今年は予選でチームメイトに2勝13敗

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最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース
本日のニュースは以下の3本です。

  • リカルド、今年は予選でチームメイトに2勝13敗
  • ヒュルケンベルグ「ルノーはまだ開発段階」
  • クルサード、女性のみのレースシリーズを立ち上げ

それではご覧ください。


リカルド、今年は予選でチームメイトに2勝13敗

今年のダニエル・リカルドは、予選でチームメイトのマックス・フェルスタッペンに対し、大幅に負け越しています。
予選で勝ったのはバーレーン(フェルスタッペンがQ1でクラッシュ)とアゼルバイジャンだけで、他では勝っていません。

モナコと鈴鹿は比較対象から除外されています。
鈴鹿の予選ではリカルドにトラブルがありましたし、モナコではフェルスタッペンが予選に出走できなかったからです。
もっとも、モナコはFP3でのフェルスタッペンのクラッシュが原因ですから、リカルドの勝利と言っても良いかもしれません。

パワーユニット交換に伴うグリッド降格を見越して、リカルドがQ2でアタックしなかったグランプリも3つある(ドイツ、イタリア、ロシア)ので、それらも除外すべきかもしれませんが、いずれにしろ予選でチームメイトに惨敗しているのが、今年のリカルドです。

「昨年を通して、私は予選に満足していなかった」とリカルド。「今年の始めには、いくつかのことが改善し始めたと思っていた」

「私が本当にそれから何もを得ていないか、マックスがずっと良くなったかだろう。私にはわからない。まだ終わってないしね」

「正直なところ、マックスを何ひとつ侮ってはいない。たしかに彼は速く、上手く運転しているが、必ずしもコーナーや他のところで大きな肝っ玉をもっていたわけではない」

「私はもっと積極的になりたいが、もっとセットアップしたい。それを理解するのに多くの時間を費やしたが、それは遅すぎた。私たちはまだ学んでいると思う。しかし明らかに彼(フェルスタッペン)は、私以上にセットアップを理解している」

序盤はミスが続いて批判されていたフェルスタッペンですが、その後は落ち着きを取り戻し、予選でも決勝でも素晴らしい走りを見せています。
リカルドも素晴らしいドライバーですけど、フェルスタッペンのスピードはやはり天下一品です。

Verstappen’s qualifying superiority not down to “bigger balls” – Ricciardo – racefans.net

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ヒュルケンベルグ「ルノーはまだ開発段階」

ホンダに対しパワーで劣勢になりつつあるルノー
ルノー・チームもハースに追い上げられていますし、まさに崖っぷちです。

「中団グループのバトルは厳しい」と語るのは、ルノーのエースであるニコ・ヒュルケンベルグです。

「他のチームは、我々を苦しめるために多くの努力をしてきた。そして、我々の調子は良さそうに見えない。だが我々はまだ良い車を持っているし、最後の4レースで改善して(コンストラクターズランキング)4位を維持できると思う」

「4位というのは昨年から改善している。我々は正しい方向に進んでいる」

「昨年、私がチームに合流してから、チームがルノーの投資によって大きく成長するのを見てきた。建物と設備が改善され、より多くの人が雇われ、資産も増えた。メーカーから期待できるものは全てそこにある」

「我々の野望は、常に前の方にいることだ。数年のうちに表彰台と勝利を得るために戦っているが、まだ開発段階にある。我々は今後数年間の基礎を築いたと思う」

ルノーはターボエンジンが導入されてからというもの、ずっと「開発段階」だと言い続けているような気がします。
重要なのは開発のスピードであり、その点でホンダに劣っていることが明確になったのですから、何らかの形でテコ入れしないと、来年はさらに厳しい戦いを強いられることになるでしょう。

Hulkenberg: Renault improving but still in 'development phase’ – f1i.com

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クルサード、女性のみのレースシリーズを立ち上げ

W Series」というレースシリーズが、2019年から始まるそうです。
このシリーズには女性のみがエントリーできます。
これまでトップカテゴリーへの門戸が実質的に閉ざされていた女性ドライバーにとっては、実力を示す大きなチャンスです。

「結果に根本的な変化が必要ならば、基本的なプロセスの変更が必要だ」と語るのは、このシリーズの立ち上げに携わっている、元F1ドライバーのデイビッド・クルサードです。

「Wシリーズは、女性の才能を最高レベルまで引き上げる機会として明らかに機能していない、既存のシリーズに対する根本的な変化だ」

「(女性のトップカテゴリーへの)アクセスを加速化する機会を提供するプラットフォームを作らないことには、何も変わることはない」

ただ、既に活躍している女性ドライバーからは、批判的な声も上がっています。
モータースポーツも他のスポーツと同じく、男女別の選手権になりかねないからです。

たしかにトップフォーミュラーだと、女性は体力的に厳しいものがあるでしょう。
しかしアメリカではキャサリン・レッグが、NSX GT3で男性ドライバー相手に勝ちまくってます。
GTやツーリングカーならば、女性でも勝てるのです。
W Seriesが、モータースポーツに男女の分断をもたらさないといいのですが。

Coulthard: Motorsport needs 'fundamental change’ to boost women – f1i.com

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