デイリーF1ニュース(2018年11月9日)マグヌッセン「今年は資金力以上のパフォーマンス」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース。
本日のニュースは以下の3本です。
- マグヌッセン「今年は資金力以上のパフォーマンス」
- F1ドライバーたちがF1を面白くするために議論
- 今年のブラジルグランプリに雨は降らない?
それではご覧ください。
マグヌッセン「今年は資金力以上のパフォーマンス」
イタリアGPのリザルトからの除外が決定したハース。
しかしケビン・マグヌッセンは、その裁定に納得しているようです。
「(失ったポイントについて)これらのポイントがあった方が良かった」とマグヌッセン。「しかし結局のところは、それが何であるかだ。ルールはルール。私たちはそれを手に入れようととしたが、うまくいかなかった。私はそれが大きな打撃だとは思わない」
「ルノーから(失った)8ポイント以内で終わったら、ちょっとうざいけどね。しかし、それはそれだ。私たちはそれについて不平を言うようなことはしないし、最後の2レースのために戦いに留まり、ルノーをやっつけるチャンスを最大化しようとしている」
「開発に投入できる資金をもたらすから、(コンストラクターズランキングは)もちろん重要だ。それにしても、今年は良い仕事をしたと思う」
「私たちは選手権4位でフィニッシュできるパフォーマンスを持っていると思うが、本当に十分な資金があるわけではない。私たちはとても新しいチームなのに、体重を上回るパンチを繰り出している。それは私たちにとってちょっとしたいい経験だよ、たぶんね」
「しかし、それはチームの才能と潜在能力がどのようなものかを示しているだけだ。私たちはより多くの経験を積み、ミスを最小限に抑え、一貫性を向上させなければならない」
来季からはハース方式の開発方針(エンジン供給元のシャシーをできる限りコピーするやり方)を取るチームが増えるので、今季のようにはいかないはずです。
中団グループの争いは、ますます白熱することでしょう。
Haas’s 2018 car is “too good” for inexperienced team – Magnussen – racefans.net
F1ドライバーたちがF1を面白くするために議論
グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)が、F1の問題点について話し合ったそうです。
「(F1の現状に)誰も満足しているとは思わない」と語るのは、レッドブルのダニエル・リカルドです。
「長い距離を競い合うことができるタイヤを求めていたが、今はそれに近づいてきていると感じている。しかしハードにプッシュできてもタイヤが劣化するので、2~3ストップしなければならない。そのようなタイヤをどのようにもたせるかはわからない。我々が今やっているように、より遅くドライブすることになると感じている」
一方、ハースのロマン・グロージャンは、問題はタイヤだけではないと考えています。
「メキシコGPの6位は2ラップダウンだった」とグロージャン。「もし1周遅れ、2周遅れの中団グループの車が表彰台に上ったら、どんな気持ちになる?」
「大きなチームと小さなチームの間の差は大きすぎる。しかもタイヤを理解するには複雑になっているため、ダウンフォースがなければタイヤを破壊して、もう一度ギャップを開くことになる」
タイヤの劣化が本当に面白いレースにつながっているのか、もう少し議論を進める必要がありそうです。
ピットインのタイムロスが大きすぎますし、オーバーテイクもしづらいので、フレッシュなタイヤを投入して追い上げるという選択肢──つまり2ストップ作戦──を取りづらいんですよね。
給油があった頃は、軽タン+フレッシュタイヤで追い上げるというやり方が、作戦として機能していたのですが。
Drivers to discuss “no fun" F1 – pitpass.com
今年のブラジルグランプリに雨は降らない?
雨予報だったブラジルGPですが、雨が降るタイミングが後日にずれ込んで、グランプリ期間中はドライで走れるかもしれません。
最新の天気予報では、金曜日は曇りで、雨が降る確率は低いです。
土曜日は曇のち晴れで、予選が行われる時間帯には太陽が顔を覗かせるかもしれません。
土曜日の夕方には雨が降る可能性が高いものの、日曜日には再び晴れて、気温も28℃まで上がる見込みです。
レース終了間際に雷雨があるかもしれませんが、レースのほとんどはドライコンディション下で行われるでしょう。
Rain may arrive too late to affect Brazilian GP – racefans.net
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