デイリーF1ニュース(2018年2月24日) マクラーレンがニューマシンMCL33を発表

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • マクラーレンがニューマシンMCL33を発表
  • アロンソ「良い時が来ている」
  • ウィリアムズがオリバー・ローランドと契約

それではご覧ください。


マクラーレンがニューマシンMCL33を発表

マクラーレンが2018年シーズンを戦う新型マシン「MCL33」を発表しました。

マシンのエアロを開発したピーター・プロドロモウによると、開発手法は過去3年間と基本的には変わらないようですが、より進化した方法を用いたようです。

「開発立ち上げ時のコンセプトに極めて近いものを見ることが期待できる」とプロドロモウ。「実際、過去2〜3ヶ月は、開幕戦でのアップグレードに焦点を当ててきた」

「それは主に焦点が当てられていたところであり、現在もそうだ。空力的にも機械的にもきちんとしたアップグレードを提供し、メルボルンに向けて最善を尽くそうと努力している」

「われわれは非常に期待している。去年の終盤に感じられたのと同じように、そしてパフォーマンスも極めて近くなるように、オフから感じられることを望んでいる」

「上手く行けばわれわれは一歩前進してから、メルボルンに向けてさらに重要な何かにトライできるだろう」

MCL33はメルセデスフェラーリレッドブルなどとは全く異なるデザインコンセプトに基づいているように見え、興味深いです。
どのくらいの速さがあるかは、オフシーズンテストで明らかになるでしょう。

しかし心配なのはスポンサーの少なさです。

マクラーレンのエグゼクティブ・ディレクターであるザック・ブラウンは1ヶ月ほど前に、「(スポンサーの広告用)スペースが無い」などと豪語していたのですが、フタを開けてみればスカスカ。
新規に獲得したDELLなどのスポンサーロゴも小さめなので、金額的にはそれほど多くないはずです。

ホンダとの提携を解消したことで、マクラーレンはホンダからの資金援助(100億円といわれる)を失いました。
それを穴埋めできなければ、シーズン中の開発スピードを維持できません。
今シーズンはマクラーレンの株主たちが、どれだけ資金を提供できるかにかかっています。

Source: McLaren unveils the MCL33 | pitpass.com

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アロンソ「良い時が来ている」

フィルミング・デイを利用してMCL33をドライブしたフェルナンド・アロンソは、長らく続いた苦境をようやく脱出できるという実感を得たようです。

「良い時が来ている。それがメッセージだ」とアロンソはマクラーレンのファンに向けて語りました。

「われわれは苦労したが、非常に高いモチベーションをキープし、今やチームは3年前よりも強くなった」

「逆境は人を強くする。ここ数年チームは団結し、非常に強力なチームとなった。今年はその最初の結果を見ることができるだろう」

Source: Alonso: Good times are coming | pitpass.com

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ウィリアムズがオリバー・ローランドと契約

昨年はルノーの開発ドライバーを務めていたオリバー・ローランドが、ウィリアムズのオフィシャル・ヤング・ドライバーとなりました。
ローランドはシミュレーター作業を行う他、ヤングドライバーテストでFW41をドライブします。

ローランドは現在25歳。
昨年のFIA F2で2勝し、ドライバーズランキングは3位でした。
2015年にはワールドシリーズ・バイ・ルノーのチャンピオンにも輝いています。

今年はウィリアムズでの仕事の他に、TRSMレーシングからWEC(世界耐久選手権)のLMP1クラスにもエントリーするというローランド。
ヤングドライバーと言いながら、レギュラーの2人よりも年上なのが気にかかりますが、なんとかステップアップのチャンスを掴んでもらいたいですね。

Source : WILLIAMS MARTINI RACING SIGNS OLIVER ROWLAND AS OFFICIAL YOUNG DRIVER | williamsf1.com

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