デイリーF1ニュース(2018年11月10日)ヒュルケンベルグ「小さなミスだったが……」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えする「デイリーF1ニュース」。
今日のニュースは以下の3本です。
- ブラジルGP FP1・FP2の結果
- ヒュルケンベルグ「小さなミスだったが……」
- エンジニアから見たガスリーの印象
それではご覧ください。
ブラジルGP FP1・FP2の結果
ヒュルケンベルグ「小さなミスだったが……」
ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、ブラジルGPのFP2で大クラッシュを喫してしまいました。
「問題は、私がちょっとワイドに広がってしまったことだ」とヒュルケンベルグ。「車が底打ちして、本当に引っ張られるようにコース外に出てしまった。そして芝生の上に乗ってしまった。そこでは既にゲームオーバーだったよ」
「速すぎたために起こったことだ。小さなミスだったが、大きなダメージを受けた。素晴らしい午後とはいかなかった」
「金曜日のフリープラクティスでクラッシュするのは、決して良いことではない。もちろん、ロングランの機会を逸したのだから」
「私は朝にFP1で一回走っただけだ。もちろん、そうしたかったわけではないけどね。残念ながらそれは起こってしまったが、私たちはここからその影響を取り除かなければならない」
「メキシコやオースティンと同様に、(ルノーには)競争力が無いと思う。少し期待していたが、このトラックは、我々が直面しているバランスの問題において、もう少しチャレンジングだ。そう、先週のようにね」
ヒュルケンベルグは、ドライバーズランキングで現在7位につけています。
つまり3強以外では最もポイントを稼いでいるドライバーなのですが、印象としてはピリッとしません。
以前よりもミスが増えた気がします。
来年はダニエル・リカルドがチームメイトになるので、こういうミスをする度に、リカルドと比較されることになるでしょう。
リカルドにどれだけ抵抗できるか、ヒュルケンベルグにとって来年は正念場となります。
Hulkenberg: Crash was “small error, but a lot of damage” – racefans.net
エンジニアから見たガスリーの印象
来季からレッドブルに昇格するピエール・ガスリーですが、トロロッソで現場を取り仕切るチーフ・レースエンジニアのジョナサン・エドルズは、ガスリーのことをどのように評価しているのでしょう。
「彼は自分の能力に非常に自信がある」とエドルズ。「非常に速いドライバーであり、その自信も一年を通じて増えただろう」
エドルズはガスリーのタイヤ・マネジメント能力を高く評価しています。
「彼は今年の初めから既に好調だった。我々も知るように、ピレリタイヤは全てのコンディションでどう動作するのかを理解するのが、非常に難しい。毎レース異なっており、毎レース異なるチャレンジがある。グレーニング、ブリスター、オーバーヒート……。私が思うに、(タイヤは)彼が最も成長し、仕事をした分野だろう」
「彼はまだいくつかのレースを残しているが、タイヤはまだ完全に理解していない。しかしレース後に座って何かしているのを見ると嬉しく思う。彼は大いに勉強している。最近のレースでは、タイヤマネジメントにおいて大きなステップを踏み出したことを示してくれた」
バーレーンで4位に入ったときも、ガスリーのタイヤマネジメント能力は大いに称賛されましたが、今だに成長を続けているようですね。
Gasly’s raised his game ahead of Red Bull chance – Eddolls – racefans.net
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