デイリーF1ニュース(2018年12月2日)ペレス、やっぱりオコンと仲が悪かった
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えする「デイリーF1ニュース」。
今日のニュースは以下の2本です。
- ペレス、やっぱりオコンと仲が悪かった
- FIA会長「隠されたシミュレーションが多すぎる」
それではご覧ください。
ペレス、やっぱりオコンと仲が悪かった
チームメイト同士だというのにコース内で激しく争い、時には物理的な接触事故まで起こしていたセルジオ・ペレスとエステバン・オコンの2人は、やはり仲が悪かったようです。
「正直言うと全く素晴らしくなかった。最高の関係ではなかった」とペレス。
「我々は車の外で多くの時間を過ごすことはなかった。だからそれ(2人の関係)は、極めてフラットだった」
「私の以前のチームメイトたちとは、もっと車外での関係があったと伝えたい」
「ドライバーたちの中には、レース中と車の外を分けられない者もいる。みんな違うんだ」
しかしオコンと将来仲良くなる可能性もあるとペレスは言います。
「ヒュルケンベルグとの間で、以前そういうことがあった。常に熱心で、我々には競争力があったけど、もはやチームメイトでなくなったときに、関係が突如として少し良くなる。場合によるんだ」
オコンは幼馴染であるピエール・ガスリーともあまり仲良くありませんし、優勝を失ったマックス・フェルスタッペンに見せた態度も酷いものでした。
オコンは2020年からメルセデスでルイス・ハミルトンのチームメイトになると言われていますが、上手くやっていけるとは思えません。
Source: Perez admits he never got on with Ocon at Force India – f1i.com
FIA会長「隠されたシミュレーションが多すぎる」
シーズン中のプライベートテストが制限されていることで、F1チームはシミュレーターで開発を進めることが多くなりました。
チームはテレメトリーから得たデータと、専属のシミュレーター・ドライバーを用いて、レースの週末にも車を開発しています。
「状況は変化しており、時には良く、時にはあまり良くない」と語るのは、FIA会長のジャン・トッドです。
「車の信頼性は非常に高いと私は思う。同様に、見ることのできない出来事もかなり多い。シミュレーションは制限外で、レースウィークエンドやその他の期間中に、ファクトリーにおいてレースサーキットのドライバーシミュレートを行っている」
「ある意味では、私は過去を懐かしむ。プライベートテストが恋しいね。誰もが『プライベートテストが多すぎる』と不満を言っていたが、少なくとも、何が起こっているか知ることは出来た」
「おそらくプライベートテストはあまりにも多すぎたのだろうが、ファクトリーでの隠れたシミュレーションも多すぎると思う。時には近代化も良いが、しかしもう少しコントロールすべきときもあるのは明らかだ」
コスト削減がF1の魅力までも削ぎ落としてきた側面があるのは事実だと思います。
F1はチーム間格差を埋めるべく、予算制限などの措置を検討していますが、開発競争も厳しく制限しすぎると、やはり面白みが失われていくでしょう。
Source: Too much “hidden simulation” bad for F1 – Todt – racefans.net
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